イズミ/広島大と新型コロナの待機者に生活物資を配達する協定を締結
2020年11月26日 12:45 / 経営
イズミは11月26日、広島大学と「新型コロナウイルス感染症に係る応急生活物資の配達協力に関する協定」を締結したと発表した。
<協定のフロー図>
協定の内容は、広島大学で新型コロナのクラスター感染が発生した場合、自宅などで待機期間中の学生と教職員に対し、イズミが生活物資を待機者に直接配達するもの。
具体的には弁当、おにぎり、菓子パン、カップラーメン、野菜類、果物類などの食料や水、茶、牛乳といった飲料、トイレットペーパーなどの日用品を配送する。
配達の手順は、次のようになる。まず待機者が広島大学のクラスター対策室に「氏名、所属、住所、連絡先、配達希望品」を連絡し、広島大学がまとめてイズミの本部に発注する。
発注を受けたイズミの本部は、待機者の自宅などの近隣にある広島市か東広島市の店舗に連絡。連絡を受けた店舗は、必要物資を待機者の住所に配達する。
感染防止のため物資は玄関に置く形をとる。配達料は1回につき500円。代金は待機者が後日指定口座への振り込んで支払う。
対象となる感染症は、新型コロナウイルスだけではなく、新型インフルエンザ、再興型インフルエンザも含まれる。季節性のインフルエンザは除外される。イズミによると、こうした取り組みは同社では初で、国立大学でも初めてという。
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