バローHD×traevo/2024年問題に対応、物流動態管理の取り組み推進
2024年01月19日 14:20 / 経営
バローホールディングスは1月19日、動態管理プラットフォーム「traevo」を展開するtraevoと実施している物流動態管理の取り組みを発表した。
2024年問題など、物流を取り巻く環境変化が増すなか、グループ物流を担う中部興産と物流動態管理システム「CKONNECT」を共同開発し、品質と効率の両立を試行している。今回、「CKONNECT」の精度を一層向上させるべくtraevoの動態管理プラットフォーム「traevo」との連携を開始した。
現在、バローグループでは、集配送業務において、協力会社分を含めおよそ600台の車両が日々稼働している。それらが、いつ・どこに・なにを・どのような状態で運んでいるかをリアルタイムに把握するべく、中部興産と物流動態管理システム「CKONNECT」を共同開発した。
「CKONNECT」へのインプットとなる車両情報は、自社のみならず協力会社の車両にも及ぶため、車載機器メーカー、サービスを問わず一元的に集約管理できるプラットフォーム「traevo」との連携が汎用性・網羅性を確保するうえでは最適と判断した。
「CKONNECT」と「traevo」の連携により、車両の正確な位置情報がリアルタイムに取得でき、事故・降雪およびその他災害等、不測の事態が発生した際の現状把握や対応策立案に寄与する。また、集荷・配送中のトラック庫内の温度情報の入手により、安定的な輸送品質が確保できるとともに、荷主や配送先へのエビデンス提供が可能となる。
さらに、「traevo」の位置情報データと連携し、配送先に対してメールやチャットでの接近通知の自動配信が可能となった。事前通知することで、配送先では受け入れ態勢を整えることができ、配送後の円滑なオペレーションに寄与するという。
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