総合メディカル/業務支援サービス「Shopらん」646店舗で導入
2024年12月17日 11:59 / IT・システム
総合メディカルとドリーム・アーツは12月17日、総合メディカルが多店舗オペレーション改革を支援するクラウドサービス「Shopらん」を本格導入したことを発表した。
総合メディカルでは、本部と店舗間のコミュニケーションの効率化を目的に、Shopらんを7月に導入。10月から調剤薬局646店舗で本格的に利用開始している。
同社では、これまでの医薬品の調剤などを中心とした対物業務に加え、かかりつけ薬剤師としての対応や在宅訪問などの対人業務にも注力してきた。だが、本部と店舗間の情報連携が複雑化し、店舗の業務負担が増大していたことで、対人業務への時間の確保を妨げているという課題があった。
具体的には、本部からの通達がメール・掲示板・電話など多岐にわたり、情報の管理が煩雑になっていたこと。店舗による実績集計や報告の手段が複数存在し、取りまとめに時間を要するなどの状況が挙げられる。
そこで、本部と店舗間の情報伝達の一元化と情報連携の効率化を実現すべく、新コミュニケーションツールの導入を検討した。
新システムを導入するうえで重視したのは、「システム導入のハードルの低さや導入実績の豊富さ」とのこと。検討を進める中で、「調剤薬局における豊富な導入実績」「ユーザー会や導入支援などの充実したサポート体制」「従業員一人ひとりの既読未読管理など豊富な管理機能」を持つことが分かり、Shopらんを採用したという。
現在は、主に本部と店舗間の情報連携の強化を軸とした「お知らせ機能」や、店舗間の情報共有のための「業務アプリ機能」を利用開始している。将来的には、Shopらんへの情報一元化を目指し、業務マニュアルを掲載する書庫機能の環境構築なども進める予定だ。
■ドリーム・アーツ
https://www.dreamarts.co.jp/
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