うめきたグリーンプレイス/3/21オープン、AIでフードコートの混雑を予測

2025年02月20日 11:45 / 店舗

JR西日本は2月19日、JR大阪駅(うめきたエリア)地上部で整備を進める「うめきたグリーンプレイス」について、開業日を3月21日に決定したと発表した。

<外観イメージ>
うめきたグリーンプレイス

多彩な20の商業店舗に加え、みどり豊かな広場、アート作品が誕生するほか、駅前広場の大型バス駐車場が供用開始する。

<1階にセブンイレブン>
うめきたグリーンプレイス

以前の発表で未公開だった施設1階の一部区画のうち、グローバルライフスタイルブランドの詳細は未だ非公開。一方、物販店舗として「セブン-イレブン ハートイン」が導入されることが明らかになった。

<AIでフードコートの混雑予測>
うめきたグリーンプレイス

2階に誕生する都市型フードコートでは、「吉野家」「ケンタッキー」「モスバーガー」「丸亀製麺」「ミスタードーナツ」といった人気店を集めていることもあり、主にランチ時間帯を中心に混雑が予測される。そこで待ち時間の最小化を目的に、ピークタイムを計画的に避ける行動変容を提案できるよう、JR西日本SC開発がバカンとの協業で開発した「AIによる混雑時間帯予測配信サービス」を国内で初めてフードコートに実装する。

同サービスでは、2時間先までの混雑予測を10分間隔でweb配信することで「いつ行けば空いているか」を知ることができる。今後は、1週間先や1カ月先といった中長期的な混雑予測を5分間隔などでも配信できるよう、開発検討を進めていく。さらには、待ち行列が常態化している人気店やフードコートなどに対して同サービスを提供したい考えだ。

<緑葉の広場>
うめきたグリーンプレイス

新たに誕生する2つの広場のうち、1~3階の吹き抜け付近に広がる「緑葉(あおば)の広場」では、休憩や待ち合わせができるシンボル的空間となる。

<緑辺の丘>
うめきたグリーンプレイス

一方、1~3階の大階段付近に位置し、緑のそばで一息つける「緑辺(みどりべ)の丘」は、大階段全体を丘と捉えたもの。自然と一体となった空間を演出した。

<バス駐車場>
うめきたグリーンプレイス

開業同日には、駅前広場の大型バス駐車場「うめきたグリーンプレイスバス駐車場」を供用開始。大阪駅をはじめ近隣施設へのアクセスが便利になる。4月13日以降、2025年大阪・関西万博開催期間中に同駐車場の一部を使用し、万博会場との間に駅シャトルバス(19便/日)を運行する。

<歩行者デッキ>
うめきたグリーンプレイス

さらに、イノゲート大阪とうめきた2期区域(グラングリーン大阪南館)を接続する新たな歩行者デッキが4月11日に開通。大阪駅西口方面からうめきた2期区域へアクセスできる新たな歩行者動線として、大阪駅西側エリアの回遊性が一層高まるという。

JR西日本グループでは、西日本最大のターミナル駅である大阪駅の西側エリアにおいて、うめきた2期区域をはじめエリア一体的にまちづくりを進めてきた。

大阪駅うめきた地下口および西口の供用開始(2023年3月)に始まり、JPタワー大阪(2024年7月)、イノゲート大阪(2024年7月)、エキマルシェ大阪ウメスト(2024年12月、一部)を開業。うめきた2期区域先行まちびらき(2024年9月)では、うめきたグリーンプレイスと既存大阪駅方面を接続する歩行者デッキを開通し、大阪駅西側エリアに新たな賑わいを創出している。

今回、うめきたグリーンプレイスが開業し、新たな歩行者デッキが開通することで、同エリアの回遊性は一層高まり、さらなる賑わい創出につなげていく。

■うめきたグリーンプレイス
規模:敷地面積約1万2500m2、地上3階
用途:商業施設、歩行者広場、駅前広場、歩行者デッキ等
建物設置者:西日本旅客鉄道、JR西日本不動産開発
商業施設運営者:JR西日本大阪開発
店舗数:20店舗
業種:物販、食物販、飲食、フードコート、コインロッカー等
店舗面積:約3750m2
開業時期:2024年9月6日 歩行者デッキ供用開始
2024年12月12日 駅前広場一部供用開始
2025年3月21日 開業

JR西日本/「うめきたグリーンプレイス」2025年3月全面開業

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