小田急電鉄/東京・世田谷の中学校跡地に複合施設4/16オープン、食物販は7月開業

2025年03月04日 10:20 / 店舗

小田急電鉄は4月16日、世田谷区立池尻中学校跡地(東京都世田谷区)を活用した複合施設「HOME/WORK VILLAGE(ホームワークヴィレッジ)」を開業する。

<施設イメージ>
小田急電鉄

同施設には「働く」「遊ぶ」「学ぶ」機能を集積。世田谷エリア周辺を生活圏とする人の暮らしと緩やかにつながる施設を目指す。区内産業のイノベーションなどによる活性化と、地域住民が集い楽しめる拠点として、地域経済の持続的な発展と地域への愛着醸成につなげる。

開業日には、校舎棟1階を除くエリアがオープン。7月にグランドオープン予定だ。

<施設構成>
小田急電鉄

校舎棟には、飲食や物販、サービス店舗が出店。シェアキッチンやPodcast配信スタジオなど、気軽にチャレンジできる環境を整えるほか、自分の興味・関心を起点に思考の広がりと深まりを促すクリエイティブラーニングスクール(幼児~小学生向け)を設ける。

屋上には、会員制の都市型菜園を導入。手入れや収穫、ワークショップを通じて学びの機会や地域コミュニティを活性化していく。

インキュベーションマネージャーが常駐するコワーキングスペースも用意。事業支援や伴走し合える環境を作るほか、ラウンジやミニキッチン備えることで、ワーカー同士の交流や新たなビジネス機会の創出を促す。全15区画のスモールオフィスには、環境やものづくり関連事業など、社会課題の解決に向けたソーシャルビジネスに取り組む企業・個人が入居予定。区内産業のイノベーションを目指す。

体育館棟は、主に地域団体を中心に活用されてきた従来の使い方に加え、イベントでの活用や一般人にも広く開放するほか、メインエントランスにブックラウンジを展開する。世界の新しい面白さに出会える本をそろえ、地域の方が気軽に集まり、コーヒーを片手に読書を楽しむなど、交流を促す。ランニングステーションをはじめとした、さまざまなスポーツコミュニティを育むスタジオも設えた。

校庭には、木々や芝生を植えることで、都心にいながら穏やかで温もりのある空気感を演出。誰でも自由に利用することができる広場となり、イベントも定期的に開催する。

■HOME/WORK VILLAGE
所在地:東京都世田谷区池尻2-4-5
アクセス:東急田園都市線 池尻大橋駅から徒歩10分/三軒茶屋駅から徒歩16分
構造:(校舎棟)鉄筋コンクリート造/(体育館棟)鉄骨鉄筋コンクリート造
延床面積:6318.39m2
参画事業者:世田谷区、散歩社、小田急電鉄、オールドファッション、MIRAI INSTITUTE、まちの研究所、フリー
運営事業者:方方
設計・監理者:ブルースタジオ
施工者:神興建設
ランドスケープ:フォルク
ホームページ:http://www.homeworkvillage.com/
Instagram:https://www.instagram.com/homeworkvillage/

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