セブンイレブン/ロボットやアバター活用で店舗業務を省人化、都内でテスト開始

2025年09月09日 12:11 / IT・システム

セブン-イレブン・ジャパンはロボットを活用して店舗業務の省人化を進める。9月から東京都荒川区の「セブン-イレブン荒川西尾久7丁目店」でテストを開始した。

<品出しをサポート>
品出しをサポートする様子

ロボットがソフトドリンクや酒売場への品出しをサポートする。

ウォークイン冷蔵庫に入って行う作業をロボットが一部担い、作業効率を高めることで、店舗従業員が商品拡販や売場管理などの業務に専念しやすい環境を目指す。

<ロボットが清掃する>
ロボットが清掃する様子

店舗の窓ガラスや、店内床の清掃もロボットが行う。手の届きにくい高所の窓ガラスや、清掃頻度が多い床の清掃をサポート。床清掃は1日2回以上を目安に行う。

<アバターが接客対応>
アバターが接客対応する様子

アバターが接客業務をサポートし、遠隔接客により顧客の問い合わせへの回答や、多言語対応を行う。

こうしたロボットやアバター接客システムの活用を通じて店舗業務の工数を減らし、「セブンカフェベーカリー」など新たなカウンター商品の拡販や売場管理の時間を創出し売上向上を目指す。

また、作業割当の見直しと最適化を通じて、店舗経費の改善につなげていく狙い。

「荒川西尾久7丁目店」以外に、都内の数店舗で一部のロボットやアバターを導入し、テストを実施。

今後、既存店に拡大することを見据え、住宅立地に位置する通常レイアウトの店舗でもテストを行っていく。

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