東急電鉄/上海・徐家匯駅に駅直結型商業施設オープン
2017年10月17日 20:25 / 海外
東急電鉄は、中華人民共和国上海市において上海急線企業管理有限公司とライセンス契約を締結し、開発・運営サポートを行ってきた駅直結型商業施設「LINE plus(ライン プラス)徐家匯」が10月30日、上海地下鉄「徐家匯」駅構内に開業する、と発表した。
「LINE plus」は、同社が日本国内で展開している駅直結・コミュニティ型商業施設「エトモ」のノウハウを生かした、新たな駅直結型商業施設ブランド。
上海地下鉄の駅ごとの特色にあわせた店舗誘致を行い、利用者に「より便利で、上質な日常」を提供することを目指している。
新施設が開業する徐家匯駅は、駅周辺にオフィスや商業施設が広がり、1日の乗降客数が約16万人のターミナル駅。主に通勤で利用するオフィスワーカーや、通学や買い物で街に訪れる学生など、地元の幅広い消費者に人気のエリア。
「PASSAGE(パサージュ)~『日常』が楽しい、いつもの小道~」をコンセプトとし、東急レクリエーションが運営し、日本の流行商品をランキング形式で展示・販売する「ranKing ranQueen(ランキンランキン)」が海外初進出する。
また、中国初出店となる人気ラーメン店「つけめんTETSU」の創業者が立ち上げた新ブランド「あの小宮」や、創業50年を超えるおにぎりの老舗店舗からノウハウを学んだおにぎり専門店「Bonta Bonta(ぼんたぼんた)」、創業100年の伝統を受け継ぎ、鰻の魅力を伝える「丸忠」や、コンビニエンスストア「ローソン」など8店をそろえた。
施設内は、ミニフードコートを設け、駅構内でゆったりとした時間を過ごせる。併せて、駅の改札の増設やコンコース通路の改修を行い、商業施設と一体化した空間を創出し、上海地下鉄利用者の利便性・快適性向上に貢献していく。
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