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ニトリ/2032年中国事業1000店、出店加速で中国子会社を再編

2018年05月30日 16:50 / 海外

ニトリホールディングスは5月30日、中国事業の経営管理を行っていた100%子会社のデコホームを吸収合併すると発表した。

<中国事業の出店計画>
中国事業の出店計画
出典:ニトリホールディングス2018年2月期決算説明会資料

ニトリは日本国内で、都市型小型店舗「デコホーム」を運営しているが、今回、吸収合併するデコホームは業態としての「デコホーム」とは一切、関係がない。

ニトリでは2018年度に、中国国内での商品集荷・供給体制を構築する予定で、中国国内店舗を2022年までに200店、2032年までに1000店に拡大する予定だ。

これまで、現地事業会社の明応商貿(上海)有限公司が、中国での出店を担い、デコホームが持株会社として機能していた。

中国本土では、出店エリアごとに法規制が異なることもあるため、現地事業会社を拡大し、明応商貿(上海)有限公司のほか、似鳥(上海)家居有限公司など2社の現地法人を設立した。

新たに、中国国内事業を取りまとめる持株会社として似鳥(中国)投資有限公司を設立したため、デコホームを解散し、経営資源の集約・効率的な組織運営を図る。

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