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F&LC/9月22日「スシロー」中国本土に初出店

2021年09月15日 13:00 / 海外

FOOD&LIFE COMPANIESの連結子会社Guangzhou Sushiro Restaurants Co., Ltd.は9月22日、中国・広東省広州の東方宝泰ショッピングモール「PO PLUS」の新エリアに、中国本土1号店「スシロー東方宝泰店」をオープンする。

スシローは、FOOD&LIFE COMPANIES 傘下の回転すしブランドとして、これまで日本やアジアで600店舗以上を展開している。1984年、大阪で創業した回転すし「スシロー」は、「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」の理念を掲げ、世界中から厳選した食材を仕入れ、ネタの鮮度管理を徹底し、鮮度抜群の寿司を提供してきた。

今回の中国本土初出店は、中国本土マーケットへの展開と、アジアマーケットへの更なるの出店を強化したいとの意気込みを込めている。

<スシローの寿司>
スシローの寿司

これまでスシローは、中国本土への出店に向け、長年中国本土マーケットの発展動向に注目してきた。中国本土の外食産業は、規模が大きく、ご当地グルメ・海外グルメともに堅調な成長をしている。また、外食産業のサプライチェーンも完備しており、消費意欲も高い。そのため、多くの海外飲食ブランドが中国本土へ展開・投資を拡大している。

現在、アジアの5展開国・地域に出店している。今回、中国本土への出店は中国外食産業の高品質への需要と動向に順応し、アジア地域の市場をさらに開拓し、日々の食をおいしくすることで、お客の生活や人生までゆたかにしたいとの想いを持っているという。

創業以来、スシローは、手頃な価格で新鮮な寿司を提供することにこだわり続けてきた。特に、食材の鮮度・品質は寿司の美味しさに大きく影響するため、プロのバイヤーが世界中からのネタを厳選し、食材の鮮度管理を徹底している。

また、店舗規模600店舗以上のグローバルな調達力を生かし、鮮度の高い寿司食材を低価格で仕入れ、さらに手頃な価格でお客においしい寿司を提供している。そのため、今回の「スシロー東方宝泰店」の価格も 1皿10元からというコストパフォーマンスを実現し、広州のお客に手頃な値段で本物の味を届ける。

さらに、テクノロジーを取り入れ、スシロー独自の特許技術である回転すし総合管理システムにより、常に新鮮な寿司がレーンに流れるように管理している。寿司皿には ICチップが装着されており、単品ごとに管理し、寿司のレーンの距離を計測し、寿司がレーンを約350メートル回ったら自動的に廃棄される機能が付いている。コンピュータ管理により、商品の売れ行きをリアルタイムで把握し、IT管理することで、流すネタの無駄を省き、廃棄率を下げている。

広東省は中国の経済発展の最前線として、低温物流や健全なサプライチェーンを完備し、中国に展開する海外企業の最優先地域と言われている。「食は広州にあり」との言葉があるように、広州の飲食文化の中で食材の鮮度を重視し、食材の本当の味を楽しむ特徴はスシローのこだわりと合致しており、広州人は日本料理に対する好感度も高く、スシローの出店に大きな自信となった。

今回、広州の最も賑やかな天河区中心商聖地に位置東方宝泰購物広場に中国本土1号店をオープンし、さらに3店舗目まで出店準備が進んでいる。今後、広州を初め、中国本土への出店を拡大し、中国本土のお客に新鮮で本物のおいしい回転すしを提供するという。

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