阪急阪神不動産/インドネシアの商業施設「セントラルパークモール」取得
2022年10月21日 13:30 / 海外
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阪急阪神不動産は10月18日、インドネシアの西ジャカルタ市にある大規模商業施設「セントラルパークモール」を取得したと発表した。
施設は、東南アジア有数の経済発展が続くジャカルタ都市圏の西部に位置しており、スカルノハッタ国際空港とジャカルタ中心部を結ぶ高速道路の出入口至近という好立地にある。また、特色の一つである大規模な中庭のほか、映画館や大学等を備えており、幅広いお客を広域から集めることができている。さらに、本施設のある大規模複合開発エリア「ポドモロシティ」内の居住者やオフィスワーカー、ホテルの宿泊客等の利用も多く、西ジャカルタエリアを代表する大規模商業施設として評価されている。
インドネシアは、豊富な人口に支えられた旺盛な消費市場の拡大を背景に、経済成長を続けている。特に、ジャカルタ都市圏では、施設のメインターゲットである中間層以上の人口が、中長期的に大幅に増加することが予想されるなど、今後もさらなる成長が期待されている。
そうした中で、これまで培ってきた不動産事業に関するノウハウ等を活かして、施設の運営管理を主導することで、施設の価値向上を図るとともに、ASEANにおける賃貸事業の基盤構築を進める。
施設は、インドネシアの大手不動産開発会社である Agung Podomoro Group(アグン ポドモロ グループ)の PT Agung Podomoro Land,Tbk(アグン ポドモロ ランド)(APL社)により開発された大規模複合開発エリア「ポドモロシティ」の中にある。同エリアは、セントラルパーク複合施設・高層住宅・オフィス等からなり、そのうち同複合施設は、今回取得した施設のほか、APL タワー(オフィス)・セントラルパークレジデンス(高層住宅)・プルマンホテルで構成されている。
■施設概要
敷地面積:8万5697m2(セントラルパーク複合施設の敷地)
延床面積:18万8047m2(モール部分)
階数:9階建て
竣工:2009年9月
テナント数:約300テナント
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