高島屋/3~5月は売上高前年並み、営業利益3.2%増
2016年06月24日 16:00 / 決算
高島屋の2017年2月期第1四半期決算は売上高2193億1800万円(前年同期比0.0%減)、営業利益76億9200万円(3.2%増)、経常利益81億600万円(2.9%減)、当期利益35億6300万円(43.6%減)となった。
百貨店業では、さらなるインバウンド需要の取り込みに向けた新たな電子決済導入による利便性向上や、中国大手オンライン旅行会社「Ctrip」との提携による来店促進などの営業施策により、化粧品を中心に免税販売額が2ケタ増と大きく伸長した。
オムニチャネル化の推進では、和洋酒や銘菓百選などの特徴商材を中心にオンラインストアの品そろえを充実させ、店頭とネットの連動に取り組んだ。オンラインストア決済時に「友の会お買物カード」を利用できるように、ユーザビリティーの向上を図った。
外部企業とのアライアンスでは、業務提携を開始したNTTドコモとのポイント連携が4月から本格的に始まり、新たな顧客獲得に向けた相互送客を実施した。
通期は、売上高9530億円、営業利益340億円、経常利益380億円、当期利益240億円の見通し。
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