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サンドラッグ/4~9月は既存店好調、増収増益

2017年11月10日 14:45 / 決算

サンドラッグが11月9日発表した2018年3月期第2四半期の連結決算は、売上高2786億7900万円(前年同期比6.9%増)、営業利益175億100万円(6.7%増)、経常利益178億2600万円(6.2%増)、純利益119億9800万円(7.6%増)だった。

ドラッグストア事業は、今夏の天候不順の影響により、夏物季節商材の一部で弱含みの推移となったが、インバウンド需要への対応や、積極的な改装を実施し、食品などの販売に注力したことなどにより、既存店売上高は前年を上回った。利益面においては、引き続きマーチャンダイジングの改善に取り組み売上総利益の改善を図るとともに、販売促進費などを中心に経費の削減に努めた。

ディスカウントストア事業は、引き続き医薬品の販売強化や、積極的な改装を実施し、食品などの販売にも注力したことなどにより、既存店売上高は前年を上回った。利益面は、医薬品等の販売強化にともなう売上総利益の改善を図るとともに、昨年導入した自動発注システムの更なる効率化など、一層の合理化を図った。

グループ全体の出店などの状況は、27店舗を新規出店し、2店舗のスクラップ&ビルドを実施。また、60店舗で改装を行い、15店舗の閉店とフランチャイズ店1店舗を解約し活性化を図った。

9月末での店舗数は、ドラッグストア事業836店舗(直営店642店舗、星光堂薬局61店舗、サンドラッグプラス56店舗、サンドラッグファーマシーズ21店舗、フランチャイズ店56店舗)、ディスカウントストア事業245店舗(ダイレックス245店舗)の合計1081店舗となった。

2018年3月期通期の連結決算は、売上高5645億円(6.8%増)、営業利益365億円(7.2%増)、経常利益373億円(7.0%増)、純利益248億9000万円(6.8%増)を予想している。

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