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イズミ/2月期は過去最高を更新、来期は減益予想

2018年04月11日 15:20 / 決算

イズミが4月11日に発表した2018年2月期の業績は、営業収益7298億5700万円(前年同期比4.0%増)、営業利益384億8700万円(7.9%増)、経常利益382億800万円(7.1%増)、当期純利益269億3200万円(58.3%増)となった。

営業収益増は、熊本地震被災による休業店舗の営業再開、前期の新設・増床店舗の通年稼動及び当期の新設店舗による販売増によるもの。

販売費及び一般管理費は、熊本地震被災による休業店舗の営業再開、前期の新設・増床店舗の通年稼働による増加の一方、今期の新設店舗の創業経費が減少したほか、経費抑制に努め、前期比45億4700万円(3.2%)増加の1481億6300万円となった。

販売動向は、前期の熊本地震発生後の需要集中などによる前年ハードルの高さに対して、生活スタイルの変化に対応した企画などで集客を図るべく取り組んだものの厳しい状況が続き、当期における既存店売上高は前年同期比では0.8%減となった。

<2018年2月期と2019年2月期の新店舗>
2018年2月期と2019年2月期の新店舗

来期は、営業収益7494億円(2.7%増)、営業利益371億円(3.6%減)、経常利益367億円(3.9%減)、当期純利益243億円(9.8%減)を見込んでいる。

店舗展開では、西友よりショッピングセンター2店舗の経営権を取得し、「ゆめタウン下松(仮称)」(山口県下松市)、「ゆめタウン姫路(仮称)」(兵庫県姫路市)として出店する。8月に改装工事を着工し、秋口にはスーパーマーケット部分をオープンさせ、年内には全館オープンを目指す。

秋口に「ゆめマート城野(仮称)」(福岡県北九州市)を新規出店する。

既存店売上高の前年比1.2%増を見込んでいる。

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