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クオールHD/4~9月、M&Aで店舗増加し増収増益

2019年11月07日 14:40 / 決算

クオールホールディングスが11月6日に発表した2020年3月期第2四半期決算によると、売上高812億4900万円(前年同期比17.7%増)、営業利益34億3200万円(11.8%増)、経常利益36億1600万円(14.0%増)、親会社に帰属する当期利益18億3000万円(7.3%減)となった。

<クオールHDのホームページ>
クオール

保険薬局事業の売上高は756億3900万円(18.7%増)、営業利益は33億900万円(16.1%増)。積極的なM&Aを実施しており、ナチュラルライフの株式を取得し、北陸と西日本を中心に38店舗増加している。国の求める薬局機能を推進し、後発医薬品調剤体制加算、地域支援体制加算の取得店舗数を着実に伸ばしている。

利益についても、M&Aにおける株式取得関連費用及び消費税増税対応を始めとしたシステム改修による3億9100万円の一過性コストがあったものの、好調に推移している。

新規出店8店舗、子会社化による取得38店舗の計46店舗増加した一方、閉店等により10店舗減少した結果、グループ全体で店舗数は802店舗となった。

BPO事業は売上高は56億900万円(6.1%増)、営業利益は7億2700万円(10.6%増)。アポプラスステーションの中核であるCSO事業においては、以前より推し進めている、専門性の高いMRの育成や製薬企業への積極的な営業等により、業界最多の契約社数を維持している。

また、MRの受注が増加しており、採用強化に努めた。紹介派遣事業においては、薬剤師の派遣が好調に推移しており、売上が増加しているという。

通期は、売上高1700億円(前期比17.4%増)、営業利益76億円(7.8%増)、経常利益76億円(5.4%増)、親会社に帰属する当期利益40億5000万円(3.6%増)を見込んでいる。

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