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ワタミ/3月期当期損失29億4500万円、65店閉店で減損計上

決算/2020年05月27日

ワタミが5月27日に発表した2020年3月期決算によると、売上高909億2800万円(前年同期比3.9%減)、営業利益9200万円(91.3%減)、経常利益3億4900万円(71.5%減)、親会社に帰属する当期損失29億4500万円(前期は13億7300万円の利益)となった。

新型コロナウイルスが世界的に蔓延したことにより、国内における消費活動が一気に冷え込んだ結果、急速に悪化した景気の影響などを受け、減収減益となった。

「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、2020年4月以降、閉店の意思決定を行った65店舗、収益性の低下により固定資産の減損対象となった店舗の固定資産について減損処理を実施し、19億2000万円の減損損失を計上した。

その他、8000万円の固定資産除却損を計上した結果、特別損失は20億100万円となり、親会社に帰属する当期損失29億4500万円となった。

国内外食事業における売上高は469億5600万円(1.7%減)、セグメント利益は2億4700万円(78.6%減)。

業態転換効果などが功を奏したが、新型コロナウイルスの影響により、3月単月のみで既存店売上前年同月比40.4%減になった。

37店舗の新規出店、26店舗の撤退を行い、3月末の店舗数は491店舗(前期は480店舗)となっている。

宅食事業における売上高は34,4億6200万円(6.2%減)、セグメント利益は22億3400万円(3.8%増)。

営業拠点数は514拠点となり、調理済み商品の累計配達数は5898万食(2.3%減)。調理済みの配達が前年を下回ったものの、生産体制見直しにより、減収増益となっている。

海外外食事業における売上高は67億2500万円(2.3%減)、セグメント損失は3億8900万円(前期は1億6100万円のセグメント利益)。

12店舗の新規出店を実施、13店舗の撤退を行い、3月末当の店舗数は53店舗(前期は54店舗)となった。

既存店売上高5.0%減、既存店客数5.5%減だった。

上海・深セン連結化の影響、香港エリア中心としたデモ活動の影響等により売上・利益ともに大きく落ち込んでいる。

環境事業における売上高は23億290万円(21.7%減)、セグメント利益は1億4700万円(約6.3倍)。

電力小売事業を中心に展開し、新規顧客の獲得伸び悩み、既存顧客の離反などがあったものの、電源調達構成の見直し等により、事業収益力の向上に努めた結果、減収増益だった。

農業は、売上高は4億5499万円(約2.1倍)、セグメント損失は1億300万円(前期は1億870万円のセグメント損失)。

2021年3月期の業績予想は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を現段階において合理的に算定することが困難なことから未定とした。

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