関西フードマーケット/4~9月売上高1849億円、巣ごもり需要の反動で既存店売上が減少
2022年11月02日 10:40 / 決算
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関西フードマーケットが11月1日に発表した2023年3月期第2四半期の売上高は1849億4100万円、営業利益18億3900万円、経常利益15億1400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益7億8700万円だった。
同社は2021年12月、株式交換によりイズミヤ、阪急オアシスと経営統合した。第2四半期連結累計期間の連結経営成績は、同社、イズミヤ、阪急オアシス、関西スーパーマーケット、KSPの5社の経営成績からなる連結数値を記載している。前第2四半期連結累計期間の連結経営成績は、関西スーパーマーケット(2022年2月1日に関西フードマーケットに商号変更)とKSPの2社からなる連結数値であり、第2四半期連結累計期間との間で連結範囲が大きく異なることから、対前年同四半期増減率は記載していない。
売り上げ面は、新型コロナウイルス感染症による影響が緩和され、前年のコロナ禍における内食需要増大の反動や物価上昇が消費者心理に影響を与えたことで、各社の既存店売上高は前年を下回った。
売り上げ減による粗利減により営業利益は予想を下回っている。光熱費上昇などコスト増加要因があるも、コスト削減を進め販管費は抑制できたという。
通期は、売上高3750億円(31.9%増)、営業利益65億円(12.0%増)、経常利益59億円(19.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益23億円(72.5%減)を見込む。
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