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ローソン/3~5月営業収益2641億円、おにぎりや韓国コスメ好調

2023年07月11日 16:28 / 決算

ローソンが7月11日に発表した2024年2月期第1四半期決算によると、営業収益2641億円(前年同期比11.9%増)、事業利益262億(63.9%増)、親会社に帰属する第1四半期利益160億9500万円(92.1%増)となった。

国内コンビニエンスストア事業の既存店売上高前年比は6.2%増。客数前年同期比は「ハピろー!(ハッピー・ローソン・プロジェクト!)」を中心とした販促効果などで3.6%増となった。客単価前年同期比も2.5%増と前年を上回っている。

店内調理サービス「まちかど厨房」の販売高は、定番商品である丼タイプに加えセパレートタイプの弁当や総菜が好調となり、前年同期比1割増だった。4月にリニューアルした「金しゃりおにぎり」シリーズなどのおにぎりの販売高は前年同期比で2割増と好調。コロナ下で進めてきた冷凍食品や日用品などの日常使いの商品の拡充もさらに進めており、新たに導入した韓国コスメ「&nd by rom&nd(アンドバイロムアンド)」は、発売3日間で30万個を販売するヒット商品となり、化粧品の販売高は前年同期比で約2倍と大幅に増加した。

エンタテインメント関連事業では、人流回復に伴うコンサートやスポーツ観戦の機会の増加や物販事業の売上回復により、セグメント利益は前年同期比6億円増の19億円。中国を中心に展開している海外事業では、新型コロナウイルス感染症の拡大のピークが過ぎ、日販が回復傾向にあり、セグメント利益は前年同期比30億円増の2億円となった。中国国内店舗数は5788店舗(2023年5月末時点)で、中国本土における日系コンビニエンスストアの中で最大級の店舗数となっている。

通期は、営業収益1兆600億円(6.0%増)、事業利益640億円(0.5%減)、親会社の所有者に帰属する第1四半期利益290億円(2.4%減)と見込んでいる。

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