アオキスーパー/3~8月営業収益6.1%減、コスト上昇に競争激化
2023年10月06日 16:08 / 決算
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アオキスーパーが10月5日に発表した2024年2月期第2四半期決算によると、営業収益432億6800万円(前年同期比6.1%減)、営業利益6億7900万円(前期は3億8100万円の損失)、経常利益7億3000万円(前期は3億4100万円の損失)、四半期純利益6億3000万円(前期は3億1000万円の損失)となった。
急激な物価上昇に伴い、低価格志向などの根強い生活防衛意識が一層高まるなど厳しい状況が続き、食品の取扱比率を高めているドラッグストアや同業店舗間競争の激化、コスト上昇などの影響で、今後も予断を許さない状況が続いているという。
3月に提供を開始した電子レシートサービスは、8月末現在で7万4000件を超える登録数となった。
販売促進策では、生鮮食料品に強みを持つ同社の特色を前面に打ち出し、月に1度、第2水曜日は鮮魚を中心とした「魚の日・新鮮大漁市」、第3水曜日は野菜や果物を中心とした「青果の日・青果大市」、29日は精肉を中心とした「肉の日」として、旬の食材やお値打ち品を多数そろえた各種企画を継続している。
電子マネーの利用促進策として、チャージボーナス〇倍デーや抽選で電子マネーが全額戻ってくるキャンペーンなどの企画に加え、8月から新たに各自治体が実施するQRコード決済によるポイント還元キャンペーンに参加し、顧客の利便性向上に努めた。
通期は、仕入価格の上昇を踏まえて、適時適切に販売価格の改定を実施したこと、また、昨年から取組んでいる節電対策などで光熱費が想定以下で推移し、販売費及び一般管理費が計画を下回ったことで、営業利益・経常利益・当期純利益が当初計画を上回ったため、これらの業績予想を修正する。
営業収益は5億円減の872億円(4.5%減)、営業利益は7億3000万円増の13億3000万円(161.5%増)、経常利益は7億4000万円増の14億円(138.3%増)、四半期純利益は6億円増の10億円を見込んでいる。
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