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カッパ・クリエイト／4～9月増収減益、既存店45店舗改装

2023年11月09日 16:58 ／ 決算

カッパ・クリエイトが11月9日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高362億4200万円（前年同期比4.1％増）、営業利益7億4600万円（前期は7億2600万円の損失）、経常利益7億7700万円（前期は7億2800万円の損失）、親会社に帰属する当期利益6億2900万円（前期は10億1100万円の損失）となった。

回転寿司事業では、「一皿100円（税込110円）」商品が100種以上となる価格訴求に取り組み、同時に「うに」「いくら」「うなぎ」などの高級食材ネタを堪能するフェアなどに注力してきた。

第2四半期連結累計期間で、既存店舗の改装投資45店舗を実施している。改装店舗では、フルオーダー化や自動案内システム、セルフレジ、自身のスマートフォンがタッチパネル替わりになる「スマホオーダー」、テークアウト専用ロッカーを導入し、顧客の利便性向上につながるサービスを強化した。

一方、コストアップの継続に対しては、生産性を向上させ、商品廃棄を低減させるフルオーダー化（9月30日現在292店舗）を進めることで対応。コロワイドグループのシナジー効果を活かし、グループ全体で業態間の連携による食材歩留まりを意識したメニュー開発を実施。原材料コストを低減するとともに、食品ロスを低減するSDGs活動に取り組んでいる。

通期は、売上高742億8900万円（5.5％増）、営業利益15億8400万円、経常利益16億2300万円、親会社に帰属する当期利益11億4000万円を見込んでいる。

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