マツキヨココカラ/4~12月増収増益、美と健康商品が好調
2024年02月14日 16:08 / 決算
マツキヨココカラ&カンパニーが2月14日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高7703億3300万円(前年同期比7.8%増)、営業利益587億4800万円(21.5%増)、経常利益623億9800万円(20.4%増)、親会社に帰属する当期利益422億9400万円(31.1%増)となった。
前期発現した、新型コロナ関連商品(マスク・新型コロナ検査キット)の特需など反動減がある中、マツモトキヨシは都市部の人流回復やインバウンド需要の回復を取り込み増収増益。ココカラファインはロイヤルカスタマーの醸成を図り、増収減益だった。
営業利益率は7.6%。前年同期の6.8%から0.8ポイント改善した。
商品別では、美と健康のカテゴリーが大きく増加している。
また、PB(プライベートブランド)商品では、パーソナライズを基軸にした新発想のヘアケアブランド「MQURE(エムキュア)」の販売を開始するとともに、順次新商品の展開を進めている。
2023年12月末現在におけるマツモトキヨシグループの国内店舗数は1887店舗(うち調剤薬局数433店舗、健康サポート薬局数38店舗)となり、薬局経営支援サービスである調剤サポートプログラムの加盟店舗数は223店舗まで拡大した。また、海外店舗数は、タイ王国で24店舗、台湾で23店舗、ベトナム社会主義共和国で8店舗、香港で8店舗の合計63店舗となっている。
2023年12月末現在におけるココカラファイングループの国内店舗数は1553店舗(うち調剤薬局数527店舗、健康サポート薬局数99店舗)。
グループの顧客接点数は、1億4493万となり、グループの国内店舗数は3440店舗(うち調剤薬局数960店舗、健康サポート薬局数137店舗)となった。
通期は、売上高1兆300億円(8.3%増)、営業利益755億円(21.2%増)、経常利益807億円(21.0%増)、親会社に帰属する当期利益495億円(22.1%増)を見込んでいる。
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