ロイヤルHD 決算/1~9月増収増益、外食・宿泊需要が回復し既存店好調

2024年11月12日 15:02 / 決算

ロイヤルホールディングスが11月11日に発表した2024年12月期第3四半期決算によると、売上高1124億500万円(10.5%増)、営業利益56億2300万円(12.1%増)、経常利益55億2000万円(27.0%増)、親会社株主に帰属する当期利益44億1200万円(43.4%増)となった。

ロイヤルホールディングス

外食・宿泊需要の回復を受け、既存店が堅調に推移したことに加えて、前期および今期における新規出店が寄与し、大幅な増収。過去最高の水準となっている。

経常利益は、ホテル事業や持分法損益の改善、新店の利益貢献などにより増益を計上した。

外食事業の売上高は472億3100万円(2.2%増)、経常利益は27億5500万円(22.6%減)。

既存店の売上高が伸び増収となったものの、原材料費や人件費の上昇などにより減益だった。

「てんや」の既存店売上高は2021年3月以降、43カ月連続で前年越えとなっている。

コントラクト事業の売上高は371億8400万円(16.8%増)、経常利益は22億3000万円(31.4%増)。

観光需要の回復を受け、「空港ターミナル」「高速道路」などが増収増益。また、前期新店の「エンターテインメント施設内」が利益に貢献した。

ホテル事業の売上高は251億1300万円(19.0%増)、経常利益は33億2800万円(80.6%増)。「リッチモンドホテル」の業績が好調に推移している。1~9月の稼働率は79.3%。直近のインバウンド宿泊比率は7月23%・8月20%・9月21%だった。

食品事業の売上高は89億7800万円(7.4%増)、経常利益は1億1700万円(20.8%減)。

ロイヤルホストを中心としたグループ店舗の売上高の増加を受け、グループ内部向けの製造販売量が増え、増収を計上している。

通期は、売上高1492億円(7.4%増)、営業利益72億円(18.5%増)、経常利益68億円(29.1%増)、親会社に帰属する当期利益54億円(33.8%増)を見込んでいる。

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