アルビス 決算/4~9月新店効果で増収も、人や店舗への投資が響き減益に
2025年10月31日 16:29 / 決算
アルビスが10月31日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、営業収益502億2900万円(前年同期比3.9%増)、営業利益7億1800万円(10.5%減)、経常利益9億8900万円(6.8%減)、親会社に帰属する当期利益5億7600万円(15.5%減)となった。
前期の新店1店舗(北方店)や建替え新店2店舗(婦中速星店、大広田店)などの効果もあって増収となった。
利益面では、売上総利益率は前年同期を0.2%上回った一方で、賃金増など人的資本への積極的な投資を行ったことに加え、前期新店・建替え新店などの店舗投資への減価償却費が増加した影響で減益となった。
今年度から商品部内に新たに「商品開発課」を設置し、高付加価値商品の開発を推進。また、節約志向に応えるため、PB商品の拡大や300品目をお値打ち価格で提供する食卓応援企画などを継続して実施。
生活者のライフスタイルの変化や多様なニーズに応えるため、営業時間を見直し、開店時間を1時間早め午前9時とするとともに、8月には公式ECサイト「albisオンラインショップ」を開設した。
店舗展開は、既存店では7月に「杜の里店」(石川県金沢市)を「アルビスくらす」として改装オープンしたほか、10月に「太閤山店」(旧パスコ店、富山県射水市)を建替えオープンした。
新店は8月に小商圏戦略店舗の富山県内1号店となる「アルビスくらすSOGAWA」(富山市)をオープンした。
また、11月には海産物や魚惣菜の加工に特化した海産プロセスセンターの稼働を予定している。
通期は、営業収益1020億8400万円(4.0%増)、営業利益22億5800万円(9.4%増)、経常利益28億1300万円(8.0%増)、親会社に帰属する当期利益16億3000万円(0.5%増)を見込んでいる。
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