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エディオン/4~6月の売上高1.8%減、営業利益49.9%増

2015年08月05日 / 決算

エディオンが8月5日に発表した2016年3月期第1四半期決算は、売上高1535億2700万円(前年同期比1.8%減)、営業利益5億3000万円(49.9%増)、経常利益5億5600万円(5.5%減)、当期利益2億7100万円(55.8%減)となった。

家電小売業界は、昨年の消費税増税による駆け込み需要の反動も一巡し、4K対応商品が伸長しているテレビ・ブルーレイレコーダーなどのほか、クリーナー、調理家電、理美容器具などの生活家電商品が伸長した。

一方で、6月は平年に比べ低い気温が続いたことなどから、エアコンなどの季節家電商品が伸び悩んだ。また、パソコンにつきましては、昨年にWindowsXPからの買い替え需要があったことやWindows10発売前の買い控えなどにより低迷した。そのほか、都市部は、外国人観光客によるインバウンド需要が盛り上がった。

4月20日から家電量販店としては初めて共通ポイントサービスプログラム「Tポイントサービス」を導入したほか、インバウンド需要の獲得のため免税販売の取り組みを強化するなど、客数の増加に向けた取り組みを推進している。

通期は、売上高7440億円(7.6%増)、営業利益170億円(58.2%増)、経常利益170億円(52.9%増)、当期利益75億円(52.1%増)を見込んでいる。

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