ニトリ/百貨店への出店を本格化、都市型フォーマットを確立
2017年03月15日 19:37 / 流通最前線トレンド&マーケティング
ニトリホールディングスは2018年2月期の出店目標として、国内外合計で60店の純増を目指す。
60店のうち15店程度は中国・台湾に出店し、残り45店を国内で出店する予定だ。
出店立地としては、百貨店を含む都心部を重点立地とし、新しく開発した小型店業態「ニトリEXPRESS」、「デコホーム」、「ニトリ」の3つフォーマットを展開する予定だ。
出店政策として、2016年から拡大している山手線沿線を中心とする都心部への出店を加速する。2017年2月期は過去最高となる50店以上の店舗純増を達成した。
店舗数が純増しても既存店売上高は前年超えを続けており、十分な出店余地があると見ている。
3月15日には、都心部への出店の実験店舗で、初の百貨店内出店となった「ニトリプランタン銀座店」を1フロアから2フロアに増床し「ニトリマロニエゲート銀座店」としてリニューアルオープンした。
プランタン銀座本館がマロニエゲート銀座2にリニューアルするのに合わせて、売場面積を約1500m2から約3000m2に拡大した。
同日、池袋駅直結の東武百貨店池袋本店6階に百貨店内店舗としては、最大規模となる店舗面積約3800m2の「ニトリ東武池袋店」をオープンした。
同時に、JR目黒駅に隣接する「アトレ目黒1」B館に、「ニトリ アトレ目黒店」をオープンした。耐震補強工事を行った既存の駅ビルの地下1階~地上3階に、店舗面積約2300m2を展開する。
アトレが1つの建物を単独テナントにリーシングするのは、初めての試みで、単独の企業が展開する店舗としては、アトレ内では最大規模となる。
似鳥昭雄会長は「2015年4月にプランタン銀座に出店した時は、失敗してもいいから、おしゃれでセンスのいいニトリを作ろうと従業員にいってやってきた。おしゃれなニトリを作るために、この2年間でおしゃれで感度が高い商品開発を行ってきた」
トレンド&マーケティング 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- GU/今春、全国に18店舗オープン
- 04月25日
-
- イオン琉球/新オンラインショップオープン1万点展開
- 04月25日
-
- マツモトキヨシ/グアムに1号店オープン
- 04月25日
-
- イオン葛西店/シニアケアのポップアップストアをオープン
- 04月25日