イオン九州は5月20日から、熊本県南阿蘇村で移動販売を開始する。
熊本地震により、阿蘇大橋崩落と俵山トンネル不通により、買物が不便になった南阿蘇村へ、商品を運搬してお客に直接販売する「移動販売」を行う。
イオンは東日本大震災後に仮設住宅への移動販売を開始し、今回、移動販売車を青森県イオン七戸十和田店よりイオン大津店に運送し南阿蘇村への販売を実施する。
生鮮・加工食品、日用雑貨などの商品を中心に、冷蔵設備を備えた移動販売車で運搬する。
個別の注文には、イオン大津店もしくは近隣のイオン菊陽店から、商品を積み込み次回訪問時に販売する。
当面は、南阿蘇村4か所の公民館へ週3回の頻度で行い、行政機関や自治会と連携しながら順次、計画中の仮設住宅建設地へも販売先を拡げる予定だ。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。