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イオン/2020年農産物内オーガニック構成比5%目指す

2018年09月25日 15:55 / 商品

イオンは2020年までに、農産物内オーガニック構成比5%を目指す。

<「トップバリュ グリーンアイ」を強化>
「トップバリュ グリーンアイ」を強化

2017年現在の農産物内オーガニック構成比は、1%となっている。

<農産物内オーガニック構成比5%を目指す>
農産物内オーガニック構成比5%を目指す
※出典「トップバリュ」戦略発表会資料

イオンは、顧客の「より健やかなライフスタイルをおくりたい」というヘルス&ウエルネス商品への要望の高まりを受け、2016年11月に、環境と人にやさしい「トップバリュ グリーンアイ」を「オーガニック」「ナチュラル」「フリーフロム」の3つのラインに再構築。

オーガニック15品目、ナチュラル6品目、フリーフロム22品目を発売した。

2018年8月末には、オーガニック約190品目、ナチュラル約140品目、フリーフロム約90品目まで品ぞろえを拡大した。

2018年9月から、野菜、果物などのオーガニック商品15品目、パン、マヨネーズなどのフリーフロム商品37品目の順次販売を予定している。

<オーガニックのじゃがいも、玉ねぎを定番商品化>
オーガニックのじゃがいも、玉ねぎ

中でも、じゃがいも、玉ねぎは、10月から、全国一斉に「トップバリュ グリーンアイ オーガニック」の商品を定番として販売する。

<「2~4象限」を伸ばす計画>
「2~4象限」を伸ばす計画

また、同社では、価格の安さで訴求する商品を「1象限」、「トップバリュ グリーンアイ」など顧客の新規潜在需要に応えた、高付加価値商品を「2~4象限」商品と位置付けている。

「1象限」と「2~4象限」商品の割合は、2017年の「1象限」4000、「2~4象限」1500(8:2)から、2019年びには、「1象限」3500、「2~4象限」1800(7:3)まで「2~4象限」を伸ばす計画だ。

<新しいサプライチェーン>
新しいサプライチェーン

9月25日に行われた「トップバリュ」戦略発表会で三宅香執行役は「生産地との契約で農産物の安定供給を確保、物流などのコストを削減し、オーガニック商品であっても買いやすい価格を実現する。2019年には、グリーンアイ含むヘルス&ウエルネス商品の売上を2017年末2割のところ3割まで増やしたい」と説明した。

<産地の組織化により供給量を拡大>
産地の組織化により供給量を拡大

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