日本アクセス/新健康ブランド「からだスマイルプロジェクト」発表
2019年07月24日 16:40 / 商品
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日本アクセスは7月24日、秋から新しい健康美食ブランド「からだスマイルプロジェクト」を発売すると発表した。
からだスマイルプロジェクトは、モノからコトへの消費の変化が起きていることに対応した開発商品群。いつもの食事にささっと「からだスマイルプロジェクト」をプラスして、手軽に栄養バランスを整え、健康的でおいしい食生活を楽しめることをテーマに開発した。
9月9日から、第一弾としてメーカー7社・21SKUの常温商品を発売する。2019年度は、最低でも重点取引先である全国60社への導入を予定する。2020年度には、ブランド累計で10億円の売上高を目指す。
取締役常務執行役員の中村洋幸商品統括・マーケティング管掌は、「からだスマイルプロジェクトは、商品だけでなくライフスタイルも提案するブランドと位置付けている。既存の健康ブランドは、カロリーオフ、減塩、糖質オフなど何かをカットするものが多い。からだスマイルは、体に良いものを積極的に摂取することをコンセプトにした」とブランドを解説する。
ブランドプロミスとして、「おいシー」「うれシー」「ヘルシー」「やさシー」「たのシー」を掲げ、7つのカテゴリーで商品開発をした。
包装米飯、レトルトカレー・ガパオ、レトルトスープ、具材入り調味ソース、カップドリンク、フリーズドライスープ、素材の7部門の商品を投入する。
21SKUのうち18SKUは、食物繊維をきちんと取ることを軸にした商品で、うち9SKUは、伊藤忠商事が輸入元であるスーパー大麦バーリーマックスを使用した商品を開発した。
第1弾は女性が必要とする栄養素を補えることを重視して、商品を開発した。おいしさを第一に商品開発を進め、低カロリーも意識したが、あえてカロリーを大きく打ち出さない商品パッケージを採用した。
例えば、通常のカレーのカロリーは300~400カロリーだが、からだスマイルは200カロリー以下に抑えている。大豆ミートのコクうまキーマカレーは、ひき肉の代わりに大豆ミートを使用してカロリーを抑えた。
中村常務は、「おいしいから、商品を購入して食べてもらい、気がついたら健康に配慮した商品だった。そんな商品展開を目指している」と語る。
食物繊維のほか、たんぱく質、コラーゲンペプチドといった栄養素に着目した商品も投入する。商品展開にあたっては、専用什器の投入も計画しており、21SKUを集合したコーナー展開や売場に合わせた集合展開を予定している。そのほか、各商品カテゴリーごとの単品での導入も想定している。
からだスマイルプロジェクトの展開に先駆け、新たな販促施策として、女性と健康をターゲットにしたイベントとのコラボレーションを実施する。
7月27日、28日、8月3日、4日に神奈川で開催される「横浜ビーチスポーツフェスタ2019」の冠スポンサーとして商品発売前に「からだスマイルプロジェクト」のロゴマークを認知してもらう施策を展開する。
女性、健康を意識したイベントへの協賛と、イベント参加者へのサンプリングの実施によるSNSなどの拡散を狙う。
第二弾は、2020年春夏の商品を予定しており、チルド飲料、フローズン、冷凍食品など日本アクセスが得意とする温度帯商品の投入も検討しているという。
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