DNP/電子レンジ対応「断熱紙カップ」プラスチック使用量削減
2020年02月25日 15:20 / 商品
大日本印刷(以下:DNP)は2月25日、電子レンジで調理でき、そのまま食器として使用して廃棄できる「断熱紙カップ HI-CUP 電子レンジ対応」を開発したと発表した。
<断熱紙カップ HI-CUP 電子レンジ対応>
再生可能な資源である紙を使用しながらも、底部に加工を加えることで、電子レンジ調理時の課題であった底部の焦げを防止。従来のプラスチック容器から同製品に切り替えることで、プラスチックの使用量も削減できる紙カップだという。
冷凍食品やチルド惣菜などの「中食市場」に展開し、2021年度に年間2億円の売上を目指す。
紙カップの底部をフラットな形状にすることで、従来の紙カップにある底部の空間をなくし、電子レンジで加熱した際に、底部に熱がこもりにくくなる。
「煮る」「蒸らす」など電子レンジ調理でき、調理後にそのまま食器として利用可能。単身者や高齢世帯の増加などによる食生活の簡便化にも対応した製品となる。
紙カップに「蒸通口」のあるフタを使用することで、電子レンジでの加熱時に発生する蒸気を自動的に逃がし、購入時の密封状態のまま電子レンジで調理することもできる。
従来カップと同様に、店頭・倉庫などで積み重ねて陳列・保管可能となっている。
■問い合わせ先
https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1188759_1567.html
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