無印良品/天然素材「カポック」使用した衣料を拡大
2023年12月19日 13:27 / 商品
良品計画は12月19日から順次、環境負荷の少ない天然素材「カポック」を使用した春夏向け衣料品25アイテムを発売する。
「カポック」は、東南アジアの熱帯地方に生息する樹木で、病害虫に強いため農薬をほとんど使用することなく、少ない水や肥料で育つ環境負荷が少ない植物だという。
その木の実から取れるワタ(繊維)は、古くからクッションなどの詰め物に利用されてきた。繊維の中が空洞のため軽く、空気を多く含む特徴があり、世界で最も軽い天然繊維のひとつと言われている。
無印良品では、2021年春夏シーズンから一部店舗とネットストアでカポックを使った衣料品の販売を行っている。2024年春夏シーズンは、展開するアイテム数を拡大。紳士、婦人、子どものウェアに加え、帽子(税込み2990円)、パジャマ(4990円)を含む、合計25アイテムを無印良品の店舗とネットストアで販売する。
紳士はデニムジャケット(7990円)、コート(9990円)、デニムワークパンツ(4990円)などがそろう。
婦人は長袖ワンピース(5990円)、中綿ステンカラーコート(9990円)、タックパンツ(4990円)などを販売する。
キッズはデニムワイドパンツ(2990円)、ワイドパンツ(2990円)、デニムジャケット(3990円)を取り扱う。
2024年春夏シーズンは、このほかにも天然素材を活用した商品や環境への負荷軽減を考慮した商品、世界の伝統や文化に学んだ商品をテーマに、展開する。
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