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厚労省/電子処方せんの本格運用に向けた実証実験を実施

行政/2019年04月03日

厚生労働省はこのほど、電子処方せんの本格運用に向けた実証実験を実施した。

<実証実験の概要>
実証実験の概要
出典:厚生労働省発表資料

処方せんは、医師・歯科医師から薬剤師への処方内容の伝達だけでなく、患者自らが処方内容を知ることができる、患者にとって最も身近な医療情報の一つとなっている。

処方せんの電子化は、医療機関と薬局の連携や服薬管理の効率化等に資するだけでなく、電子版お薬手帳との連携により、患者自身の服薬情報の履歴の電子的な管理にも資する。

医療介護分野における正しい情報の提供や人手不足の解決に向けたサービスを提供するメドレーが実証実験事業を受託した。

実証では2月4日~3月17日、次世代の医療情報標準規格であるFHIRを活用した電子処方せん管理システムを開発し、東京都港区医師会、東京都港区薬剤師会の協力のもと、東京都港区での実証を行った。

※FHIR(HL7 Fast Healthcare Interoperability Resources)は、医療情報交換の国際標準規格であるHL7の中で新しく定義されている規格。インターネットテクノロジーをベースとした、シンプルかつ効率的にシステム間での情報共有を可能にする次世代の医療情報標準規格として世界各国で注目されている。

実証事業では、電子処方せんの運用に係るシステムを開発した後に、東京都港区医師会・薬剤師会の協力のもと2医療機関と6薬局と連携し、6週間にわたって実際の患者を対象とした実証を行った。

電子処方せんについては、現行の処方箋(紙媒体)の運用に加えた模擬的運用の位置付けとしたうえで、電子処方せんによる調剤完了例は64例となった。

協力医療機関は、新六本木クリニックと南青山内科クリニック。協力薬局は、アイン薬局赤坂溜池店、北村薬局、クオール薬局広尾駅前店、グリーン薬局、シミズファーマシー、トモズ六本木ヒルズ店。

■2018年度電子処方せんの本格運用に向けた実証事業最終報告書
https://www.mhlw.go.jp/stf/denshishohousen.html

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