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ココカラファイン/業務・ITシステム再構築「SAP S/4HANA Retail」来春運用

2019年08月29日 13:20 / IT・システム

SAPジャパンは8月29日、ココカラファインが、SAPの次世代ERPである「SAP S/4HANA Retail(エスエーピー・エスフォーハナ・リテール)」を来春運用を開始すると発表した。

ココカラファインは、1300店舗超のドラッグストア・調剤薬局を中核事業として、全国で展開。店舗数・調剤事業規模は業界トップクラスで、カウンセリング販売による高付加価値商品の販売など、「おもてなし」を通じて価値を提供することに注力している。

ココカラファインでは、2013年の販社統合において、部門最適化の視点でプロセスとシステムの統合を進めたが、現場運用の設計を重視した結果、事業・部門損益といった経営視点での計数管理が困難になっていた。各社の従来の慣習・業務プロセスの担保を重視した業務改革とITシステム構築を進めたことにより、本部の業務に重複が発生するなど、本部スタッフの工数増大も課題に挙がっていた。

販社統合から約4年が経過し、さらなるステップアップを図るためには、全社最適視点での業務およびITシステムの再構築が必要と判断し、「SAP S/4HANA Retail」の採用を決定した。

ココカラファインでは、「SAP S/4HANA Retai」の導入を機に、業務の標準化・効率化の実現をめざすとともに、インフラシステムも刷新し、今後のビジネス拡大に対する柔軟性と拡張性の確保を目指す。

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