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イオン/スマホでスキャン・決済できる「レジゴー」客数5%増も

イオンリテールは2月26日、専用スマートフォンを活用した「どこでもレジ レジゴー」をイオンスタイル幕張ベイパーク(千葉市美浜区)で報道陣に公開した。

<スマホでスキャン・決済できる「レジゴー」>
スマホでスキャン・決済できる「レジゴー」

同店に続き、3月から「レジゴー」の導入を本格開始し、2020年度中には東京・千葉・神奈川の「イオン」「イオンスタイル」を中心に約20店に拡大。将来的には全店導入を検討している。

「レジゴー」は、顧客自身が貸出用の専用スマートフォンで商品のバーコードをスキャンし、専用レジで会計。自身でスキャンすることで顧客のペースで買物ができる。スマホ画面で購入商品の確認ができるため、買い忘れ防止にもつながり、調味料など必要なものをまとめ買いすることで、昨年夏からの実験では「レジゴー」利用で客数が約5%向上した。

スキャン終了後も専用レジの2次元バーコードを読み取り、買物データを連携、支払い方法を選択するだけで簡単に会計ができるため、レジに並ばず、レジ待ち時間なしを可能にした。

<山本実システム企画本部長>
山本実システム企画本部長

山本実システム企画本部長は、「店舗で買物することは現物を見る楽しさがあるが、顧客にとってレジ待ちストレスというのは大きな問題だった。2019年からレジゴーの実験を開始。8月からスマホ受けのついたカートを導入したことで、稼働率が上がり、現在では約2割の顧客がレジゴーを利用している」。

「今秋にも、貸し出し用スマホ以外にも顧客のスマホにアプリをダウンロードしてもらい、自分のスマホでスキャン、決済までできるよう改善。まずは、本州・四国のイオン20店舗で展開していく」と説明した。

今後、開発中のアプリにカート内の購入商品から予測した料理の動画レシピ配信、割引などお得な買物情報の配信、購買履歴からの商品レコメンド、ネットスーパーと連携し店内にないものも購入できる仕組みなどを導入する予定だ。

昨年からの実験ではカメラによる行動分析もあり、スキャンミスなどによるロスは通常店舗の想定内に収まり、特段のセキュリティ強化は予定していないという。

■「レジゴー」の利用方法

<専用スマホを利用>
専用スマホを利用

「レジゴー」の利用方法は、店舗入口付近にて専用スマホを手に取る。カートを利用する場合は、スマホホルダーにセット。画面のスタートを押して買物する。

<購入する商品のバーコードをスキャン>
購入する商品のバーコードをスキャン

専用スマホのカメラで購入する商品のバーコードをスキャン。野菜や果物などバーコードが付いていない商品は、POPのバーコードをスキャンする。3月からは画面上のタッチパネルでも商品を選択できる予定になっている。

<果物などはPOPのバーコードをスキャン>
果物などはPOPのバーコードをスキャン

会計は、専用スマホ内の「お支払い」を押した後に、専用レジの2次元バーコードを読み取るだけで、買物データの送信が可能。

<専用レジの2次元バーコードを読み取るだけで決済可能に>
専用レジの2次元バーコードを読み取るだけで決済可能に

支払いは、現金、電子マネー「WAON」、クレジット決済を選択できる。

<専用レジで支払う>
専用レジで支払う

イオングループは、2003年にセルフレジを導入し、全国に2000台以上設置。スタッフの業務負担削減、会計のスピードアップにつなげていたが、有人レジ、セルフレジ、セミセルフレジに続く「第4のレジ」として「レジゴー」導入を推進する。

セルフレジの設置に比べ、コストが7割以下とコスト面でもメリットがあるという。

山本氏は、「レジ人員の削減が目的でなく、スムーズに買物ができることを重視。むしろ人員は減らさず、顧客と会話するような接客はリアル店舗に不可欠だと思っている。モバイルオーダーによるイートインでの事前注文、ネットスーパーとの連携などより顧客利便性を高めたい」としている。

<本州・四国の20店へ拡大>
全国20店へ拡大

「イオンスタイル幕張ベイパーク」以外にも直近では、千葉県「イオンスタイル幕張新都心フードストア」、神奈川県「イオンスタイル戸塚」(3月下旬導入予定)、愛知県「イオン岡崎南店」(3月上旬導入予定)で展開する。

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