オープンストリーム/USMH商品画像データ活用実験に「画像検索AI」提供
2020年12月08日 16:30 / IT・システム
オープンストリームは12月8日、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス、ソフトバンクが取り組む、小売業における商品画像データの活用に関する実証実験において、同社の画像検索AIサービス「Quick&Accurate」(クイック・アンド・アキュレイト)が採用されたと発表した。
「Quick&Accurate」は、画像データを登録するだけで、高速かつ高精度な商品画像検索機能を実装するツール。ECサイト内の商品画像データを「Quick&Accurate」に登録することで、商品を識別するラベル(タグ)が画像ごとに付与され、高速かつ高精度な商品画像検索機能をECサイトに実装できるようになる。
また、通常画像検索エンジンを導入する場合、大量の画像データを登録して学習させる必要があるが、こうした手間、コストをかけずに画像検索エンジンの導入を簡単に実現する。商品を撮影するだけで、商品の詳細や在庫、類似品を容易に検索できるため、従業員の負担を軽減し、人手不足の解消が期待できるという。
オープンストリームは、11月1日~2021年1月31日実施する2社の実験において、商品画像データの活用に向けた環境整備、画像検索システムの精度向上の観点で協力。期間中、画像生成のための撮影~アップロードまでの業務と、撮影や編集などの画像データ生成方法に関する検証を行う。
さらに、「Quick&Accurate」を活用して、商品を識別・特定する認識率を検証し、学習データの量と質に対する認識精度を検証する。
■問い合わせ先
オープンストリーム
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