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大戸屋/全128店舗に「はた Luck」導入、情報共有と教育の負荷削減

2022年03月16日 14:10 / IT・システム

ナレッジ・マーチャントワークスは3月15日、大戸屋の国内全店128店舗に「はた Luck」を導入したと発表した。

<スマホアプリで情報共有>
スマホアプリで情報共有

「はた Luck」は、小売・飲食・サービス業に特化した本部~店舗~シフトワーカーを一気通貫でつなぐ店舗マネジメントツール。これまで別々のツールで管理されていたコミュニケーション・教育・シフト作成・評価に関する機能をオールインワンでスマホアプリに搭載した。

本部、SVによる複数店舗での包括的・即時的なリモートマネジメントを実現。私物デバイスを活用した業務専用アプリのため、セキュリティー面も強化・考慮し、生産性・従業員エンゲージメントを向上させ、オペレーション実行力の高い店舗づくりに貢献するという。

大戸屋では、多店舗での情報共有と店舗コミュニケーションが課題だった。本部にて多種多様なメニューの開発を行っており、調理マニュアルを100以上の各店舗へ正確な情報として伝える必要があった。アルバイト・パートを含めた多くのスタッフを抱える店舗では効率よく調理マニュアルを共有することが難しく、店舗によって共有方法がさまざまで、複数のツールを使用している店舗もあり、教育の業務負荷も問題となっていた。

また、店舗によりコミュニケーション方法がバラバラであるため、本部がスタッフひとりひとりの動きを把握できず、人材の可視化にも苦戦していた。

「はた Luck」をテスト導入したところ、情報発信ツールの統一による業務負荷の改善・情報クオリティーの向上が実現。店舗内の情報発信状況から店舗運営の状態・人材個々の可視化が可能となった。

これまでは各店舗1台のみの管理パソコンを介してマニュアルを提供していたが、スタッフひとりひとりのスマホアプリを介して負荷なく適切に届けることが可能になり、教育コストが軽減された。

さらに、スマホで情報をキャッチアップできるようになったことで、場所時間問わず情報確認できることや、本部から店舗のコミュニケーションが可視化できたことも大きく評価されたという。

■「はた Luck」サービスサイト
https://hataluck.jp

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