エアークローゼット/RFIDを活用した独自の物流システムに関する特許取得
2022年09月05日 12:10 / IT・システム
エアークローゼットは9月1日、RFIDを活用した独自の物流システムに関する特許を取得したと発表した。同社は、創業から物流専門チームを設けて、これまでになかった循環型物流プラットフォームを一から構築し、倉庫業務の効率化、クリーニングやメンテナンス、管理手法、配送手段などのアップデートを実施してきた。今回の特許の取得は、この循環型物流プラットフォームの独自性が認められた結果だという。
RFIDとは、radio frequency identificationの略称で、ICタグを使い、無線通信によってモノを識別・管理するシステム。
ファッションレンタルサービスの運営では一般的なECとは異なり、個品毎のレンタル・返却・メンテナンス等の状態を管理する必要がある。エアークローゼットは、創業以来全てのレンタルアイテムの個品管理を行い、2019年10月からは衣服タグに縫い付けた洗濯可能なRFIDで個品管理を実施している。ファッションレンタルサービスにおいて、アイテムの在庫管理・販売管理・メンテナンス等の状態管理のできる倉庫管理システム(WMS)を自社で独自に構築し、システム処理の効率化、円滑化に資する形で衣服タグに縫い付けた洗濯可能なRFIDタグを活用していることが、特許として認められた。
モノを扱うシェアリングサービスは、物流基盤が事業運営においてとても重要になるため、エアークローゼットは倉庫管理システム(WMS)を自社開発した。エアークローゼットでは物流基盤を作り上げるまで、多額の投資と年月が必要だった。そのため、今後サブスクやシェアリングサービスを開始したいという企業が、基盤づくりから始めるのではなく柔軟にサービスが開始できるよう、これまで構築してきた循環型物流プラットフォームを外部へ提供する。また、循環型物流プラットフォームの外部提供を通して、市場におけるサブスクやシェアリングサービスの拡大に貢献したいという。
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エアークローゼット/レンタルサービス向け倉庫管理システム、外部提供も開始へ
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