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富士通/小売向け商品マスターを一元管理できるクラウド型サービス

2023年02月09日 13:20 / IT・システム

富士通Japanは2月9日、小売り向けマスターデータの一元管理が可能なSaaS型サービス「FujitsuマスターデータサービスTradeFront M-DeX」(トレードフロント エムディーエックス)を提供開始した。

<サービス概要>
サービス概要

小売業における商品マスターをはじめとした基礎情報(マスターデータ)を一元管理し、そのマネジメントから活用まで総合的な運用を可能にするクラウド型マスターデータマネジメント(MDM)サービスとなる。

多様化する消費者のニーズに合わせてメーカーを中心に日々新たな商品が開発される中、それらを取り扱う小売業では、受発注システムや基幹システムなどの複数のシステムにおいて、商品の名称、型番、特徴などのマスターデータを、システム間の整合性を維持しつつ、正確かつ迅速に管理することが求められている。

新サービスは、小売業170社、卸売業・製造業5万社が利用し、流通業向けEDIサービスでトップシェアを有する「Fujitsu 流通EDIサービス TradeFront/6G」のシリーズとして、同サービスと容易に連携できる。

大量の入力データの整合性チェックや連携先のシステムに応じたフォーマット変換、リアルタイムAPI連携に加え、取引先と同一の画面、データを確認しながらマスターデータのメンテナンスを行うことが可能だという。

また、ローコードを用いて開発されているため、データ項目の追加や変更などの顧客の要望にも迅速かつ柔軟に対応することができるとしている。

単一登録、一括登録のほか流用登録、ワークフロー機能を備え、少ない工数で正しいデータをメンテナンス。取引企業からのデータエントリにも対応し、問い合わせをサポートするコールセンターも備えている。

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