PPIH／メーカー向けリテールメディアサービス拡充
2024年06月06日 16:14 ／ IT・システム
カイバラボは6月6日、unerryとパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス（以下：PPIH）グループのリテールメディアサービス拡充に向けた連携を開始した。
＜メーカー向けリテールメディアサービス拡充＞
カイバラボは、PPIHグループで、デジタル領域を担っている。unerryは、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営している。
PPIH国内620超の店舗での購買データおよび国内1400万以上のユーザーを持つ「majicaアプリ」から生まれる購買データと、unerryが保有する3.9億ID（うち国内1.5億ID）の人流ビッグデータとを掛け合わせること
で、メーカー企業向けの新たなリテールメディアサービスを開始する。
幅広い商材を取り扱うPPIHグループの購買データと、unerryの人流データ解析による「行動DNA」、PPIH店舗への来店、特定売り場での来棚検知など、リアル行動に基づく広告配信セグメントを作成。ターゲットとなるペルソナ像と同じ特徴量を持つユーザーへ広告を配信できる。
「行動DNA」は、ユーザーが訪れる各スポットを「外食」「ショッピング」「生活・サービス」などを中心とした約150の場所カテゴリに分類し、指定した期間内に対象となるユーザー群が足を運ぶ度合いを偏差値で示したもの。
「Beacon Bank」提携アプリユーザー全体の行動傾向を偏差値50としたときに、対象となるユーザー群の度合いを見ることでその特性を把握。消費者理解に必要なライフスタイル傾向を捉えられる。
また、国内1400万以上の「majicaアプリ」ユーザーだけでなく、unerryの「Beacon Bank」が連携する国内1.5億IDのユーザーへの店舗周辺でのアプリプッシュ、デジタル広告、コネクテッドテレビ、OOHなど多様なメディアで幅広くリーチする。
さらに、人流データの解析で、広告配信対象者におけるPPIH店舗への来店率、来棚率を計測。購買データとの連携で購買率を捉える。unerryの人流データ解析により他店舗への来店実績もわかるので、PPIH店舗に限定しない投資対効果の全体像が明らかにするという。
■カイバラボ問い合わせ先
https://www.kaibalab.com/
■unerry問い合わせ先
https://www.unerry.co.jp/
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