東急/ホテル内の無人店舗、ルームキーによる入店・決済可能に
2024年08月02日 13:07 / IT・システム
東急リゾーツ&ステイは8月2日、同社が運営する「ホテルタングラム」(長野県信濃町)で、LMCUが提供する無人決済システムを活用したレジレス完全無人売店「タングラムスマートストア(24Hレジレスコンビニ)」に、ルームキー1つで買物できる仕組みを導入した。
従来、「タングラムスマートストア」では、LINEを活用した入店から決済までできる仕組みを提供していたが、宿泊者がさらに便利に使えるようルームキー1つで入店から決済まで完了できる仕組みを両社共同で開発した。
これによりLINEでの登録などを行わず、ルームキーのタグを入場ゲートにかざすだけで入店できるようになった。好きな商品を選んだあとはレジでバーコードをかざす手間もなく、手に持ちそのまま退店可能。商品精算はホテルをチェックアウトする際に宿泊費とまとめて行うため、登録の手間を省ける。
なお、同社によるとホテル業界で、ルームキー1つでレジ精算不要の買物ができる完全無人売店を導入するのは、日本で初めてだという。
■導入概要
オープン日:2024年8月2日
営業時間:24時間(休館日を除く)
場所:長野県上水内郡信濃町古海3575-8 ホテルタングラム エントランス棟2階
商品ラインアップ:飲料・酒類・菓子・日用品等
■東急の関連記事
東急/ホテルタングラムに「レジレス完全無人売店」オープン
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。