ファミマ/加盟店オンライン学習システム導入、リスキリングを推進
2025年04月07日 14:08 / IT・システム
ファミリーマートは4月下旬から、「加盟店オンライン学習システム」を全国のファミリーマート店舗約1万5300店に順次導入する(宮崎県、鹿児島県、沖縄県除く)。
これまで加盟者に対する研修や学びの機会は、フランチャイズ加盟の際に受講する店長研修などが主な学びの機会となっていた。ファミリーマート本部の営業指導員からガイドや案内文書を活用し、研修や指導を実施していた。
新たな「加盟店オンライン学習システム」は、加盟者への新たな学びやリスキリングの機会を提供するとともに自己学習を促す環境を整備する。
コンテンツは、労務管理、コンプライアンス、品質衛生管理などの必須項目のほか、人財育成、ファミペイなどの基礎項目に分類される。導入開始時は約80種類から、店長自身が学びたい・知りたいコンテンツを選べる。
各コンテンツは、動画形式となっており、店長業務の合間などの時間を活用し、短時間で閲覧できる。学習の進捗(しんちょく)も管理画面にて可視化され自己分析が可能だという。
これまで加盟店の学習・リスキリングには、営業指導員の準備、説明、店長自身の学習などの時間を必要だったが、「加盟店オンライン学習システム」の導入により、必要とする時間は最大50%削減される見込み。
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