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サントリー/健康アプリと連携「特茶プログラム」で継続飲用促進

2018年09月03日 15:50 / 販促

サントリー食品インターナショナルは9月10日~12月3日、サントリー「伊右衛門 特茶(特定保健用食品)」の500mlペットボトル商品を対象に、生活習慣サポートサービス「特茶プログラムはじまる!」を実施する。

<特茶プログラム>
特茶プログラム

「特茶プログラム」は、特茶ユーザーが感じている価値「特茶を飲むことが、運動や食事管理などの健康行動のきっかけや継続モチベーションになっている」点に着目し、「食事・運動・特茶を組み合わせ、ムリなく日々の習慣を変えていく」をサポートするプログラム。

スマートフォン向けヘルスケアアプリ「FiNC」を活用して、継続して特茶を活用した生活習慣改善をサポートする「特茶スマートアプリ×FiNC」を、商品貼付のQRコード1ポイントで先着100万人に進呈する。

<特茶スマートアプリ×FiNC>
特茶スマートアプリ×FiNC

FiNCは基本使用料は無料のヘルスケアアプリで、人口知能を活用してダイエットをサポートし、体重・生理・歩数・睡眠・食事を管理するほか、悩みにあったフィットネスやレシピ情報を提供している。

「特茶スマートアプリ×FiNC」では、日々の食事や運動、睡眠を記録するとともに、毎週届く耳寄りなダイエット豆知識や、アプリ限定動画などの「特茶ミッション」を達成していくことでポイントを貯めたり、特茶のお得情報が手に入るなど、楽しく気軽な健康行動のきっかけを提供するアプリとした。

特茶をお得に購入できるクーポンなども提供する予定だ。アプリの利用期間は9月10日から2019年3月31日までを計画している。

また、30ポイントを集めると、抽選で500人に「特茶プレミアムコーチング」を、筑波大学の研究成果活用事業会社であり、健康支援事業のコンサルティングサービスを提供するTHFの協力により提供する。

<スターターキットのイメージ>
スターターキットのイメージ

食・運動の知識を持ったパーソナルトレーナーが、一人一人の目標や健康状態に合わせたベストなプランを立て、
3カ月に渡り、特茶の継続飲用も含めて食・運動の両面をサポートするプログラム。

「スターターキット」として、プログラム開始時に「特茶」3ケース(500ml×72本)、体組成計、運動用のシューズ割引券も提供し、特茶の飲用による体脂肪の改善と、健康な生活習慣の継続をサポートする。

提供期間は2019年1月中旬から、3月までを予定している。

<沖中戦略企画本部長>

執行役員ジャパン事業本部の沖中直人戦略企画本部長は、「清涼飲料業界は値下げによる価格競争をしてきた。トクホ飲料という付加価値もあり、価値ある価格で提供したい。これまでの景品とは全く異なる視点で、アプリケーションとも連携して一過性のものではなく、続ける価値を作っていきたい」と語った。

<溝本ブランド開発第一事業部課長>
溝本ブランド開発第一事業部課長

ジャパン事業本部の溝本将洋ブランド開発第一事業部課長は、「ペット飲料の特保・機能性表示食品の市場推移では、2013年の特茶発売以降、市場全体とともに成長を続け、特茶はブランドシェアで30%を持つブランドに成長した。しかし、昨年末から市場はダウントレンドに入り、2018年上半期の市場規模は前年比14%減となった」と市場を分析する。

「長く特保飲料を愛飲しているヘビーユーザは残っているものの、新商品拡大により、新規ユーザーやライトユーザーの離脱が進んでいる。健康に関する情報過多もあり、何が良いのか分からないという混乱も生まれている。製品・サービスが多様化した中で、特茶を活用した生活習慣改善をサポートするプログラムを提案する」と新規企画の狙いを語る。

サントリー食品インターナショナルは9月から「100年ライフプロジェクト」を始動し、飲料を通じて健康寿命延伸への貢献を目指している。

人体の6割は水でできており、食の洋食化が進む中で、食生活における水分補給で飲料の比率が高まっていることにに着目した。

現在、特茶、黒烏龍茶、胡麻麦茶に加えて、2019年以降は健康茶の新製品も投入し、飲料を通じた健康提案を強化する計画だ。

100年ライフプロジェクトは、サントリーと外部の知見を活かして推進する取り組みであり、「特茶プログラムはじまる!」は具体的な取り組みの第1弾となる。

「特茶プログラムはじまる!」の効果検証をした上で、今後も、外部企業・機関と連携した取り組みやスマートフォンアプリを活用した健康プログラムの提供などを検討したいという。

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