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三菱食品/推し活、偏愛、ガチャ、Z世代から始まる客層拡大

2023年07月27日 14:15 / 販促

三菱食品は7月26日~28日東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催している展示会「ダイヤモンドフェア2023」で、Z世代から始まり、全世代を取り込む販促「三菱食品Z」を展開している。

<From Z to シニア>
From Z to シニア

Z世代(1990年半ば〜2010年代に生まれた世代)は世界で約20億人、日本では約1800万人と言われている。現在の小売業では、高齢化により、シニア対応を優先しているが、将来的に世帯の中心となるZ世代への決め手も必要になると推測。Z世代を起点とし、シニアも含めた全世代に客層を広げる発想でさまざまな展示を行っている。

<「推し活」などをテーマに>
「推し活」などをテーマ

さらに、同社調べ(以下:N=約2200、20~29歳男女)によると、実はZ世代の4割弱が、週に2回以上、スーパーマーケットで買い物していることがわかったという。

<Z世代の4割弱が週に2回スーパーを利用>
Z世代の4割弱が週に2回スーパーを利用

そこで、Z世代を意識しつつも、世代を超えた商品、棚づくりを提案。推し活、偏愛、ガチャなどをキーワードにしている。

「推し活」をテーマにしたコーナーでは、全世代で「推し活」が流行していることから、「推し」の色でまとめた販促で、全世代がわくわくする売り場を紹介した。

<推し色に染まる売り場も>
推し色に染まる売り場も

また、同社調査では、スーパーで専門化やマニアが紹介している食品があれば購入するかを聞いたところ、6割が購買意思を示した。

<「偏愛」で販促>
「偏愛」で販促

そこで、強い愛(=感情)「偏愛」を持って、商品を推すマニアがセレクトした棚を提案。チョコレート、カレー、ごはんのお供など遊び心のある販促を紹介している。

<ガチャも提案>
ガチャも提案

<Z世代診断>
Z世代診断

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