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三越銀座店/XRを活用したデジタル屋外広告を開始

2023年07月27日 15:46 / IT・システム

三越伊勢丹は7月27日、三越銀座店にて、スタジオアルタ、フロンテッジ、SoVeCと協業し、XRを活用した広告事業GINZA XR Mediaから、新たな広告メニューとして「Virtual GINZA mitsukoshi」をリリースしたと発表した。

<XRを活用した広告配信>
XRを活用した広告配信

世界有数の街「銀座」の中心部に位置する三越銀座店の銀座4丁目交差点側に2020年に誕生した、「銀座シャンデリア」をSoVeCが提供するXR技術を活用し、新たなデジタルOOH(屋外広告)としてメディア化した。

来街者はスマートフォンに「XR CHANNEL」をダウンロードし、三越銀座店の銀座シャンデリアにカメラを向けると空間にARコンテンツが出現。日常では味わえない体験の中で、クライアント企業の広告を視聴することができる仕組みとなっている。

ARコンテンツ上にある三越銀座店の銀座シャンデリア周辺の広告面、ARコンテンツ上に現れるビックスクリーンの広告面に、静止画・動画を組み込める。

<電光掲示板へのテキスト広告>
電光掲示板へのテキスト広告

コンテンツ上の電光掲示板へのテキスト広告、ARコンテンツ内を走る電車「GINZA TRAIN」はラッピング広告もそろう。

<「GINZA TRAIN」ラッピング広告も提供>
「GINZA TRAIN」ラッピング広告も提供

SoVeCが提供する次世代ARアプリ「XR CHANNEL」は、街の建物などの3次元情報をスマートフォンのカメラ機能で認識できる「Visual Positioning System(以下:VPS)」とAR技術を組み合わせることで、日常の空間にARコンテンツを表示可能。同アプリを通じて、街の風景とARコンテンツが空間上で連携、作用し合うような新しいXR体験が楽しめる。

また、三越銀座店の壁面、周辺の空間に正確にARコンテンツを表示するため、ソニーグループの VPS技術を採用している。三越銀座店の詳細な3次元地図データを作成し、迫力のXR体験を実現したという。

■広告の出稿の問い合わせ先
フロンテッジ
アクティベーション戦略室:media.activation@frontage.jp
スタジオアルタ
営業部営業担当:ginza_xrmedia@studio-alta.jp

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