ファミマ/おいしさ・お得感・推し活で来たくなる店舗に
2025年02月28日 11:05 / 販促
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ファミリーマートは2月27日、2025年度のマーケティング戦略を発表した。
さまざまなキャンペーンを開催することで、生活者の来店機会を増やすことが狙い。
2024年度は、「5つのキーワード(もっと美味しく、たのしいおトク、あなたのうれしい、食の安全・安心、地球にもやさしい、わくわく働けるお店)」を実現するさまざまな取り組みを行った。
足立光 エグゼクティブ・ディレクターCMO 兼 マーケティング本部長CCROは、「わざわざお客様が店舗に足を運びたくなるような、とがったコミュニケーションをすべてのメディアで発信する。24年度は当社の商品がおいしいことを改めて知っていただくため、おむすびやスイーツのキャンペーンを実施した」と説明した。
2025年度は、「もっと美味しく」の施策として、おむすびのアンバサダーに大谷翔平選手を起用。米や塩を見直し、リニューアルしたおむすびのおいしさを訴求する。
<大谷選手がおむすびアンバサダーに>
※左から細見研介社長、足立CMO
また、スイーツの強化も継続して行う。
毎月、カテゴリー横断の企画を実施、常に話題のある状態をつくる計画だ。
「たのしいおトク」では、ファミペイユーザーだけの無料クーポンや「ボトルキープ」の食品版といった割引施策、ふるさと納税も開始する。
「あなたのうれしい」は、コラボレーション商品・企画、エンターテインメントをさらに強化していく。
コンビニエンスウエアのレディースアイテムの充実、国民的人気キャラクターとのコラボ商品などを企画している。
さらに、「推し活」応援企画も充実させる。
ファミマプリントを活用し、地方のアイドル・スポーツチーム、個人クリエイターのグッズなどの販売も対応する。
店舗やプリンターをコンテンツ・キャラクターでラッピング。限定商品も販売することで、店舗を聖地化し、来店を増やす狙い。
昨年も実施した公共料金の払込票とエンタメのコラボ、新EC「ファミマオンライン」の開設なども予定している。
足立CMOは「さまざまな施策で話題化することで、ファミリーマートに元気なイメージを持っていただきたい。昨年のキャンペーンは主に30~50代男性、子どものいる女性、有職女性に向けて実施。特に女性とシニア層の購買が伸びた」と話した。
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