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BAKE/東京駅に新業態「PRESS BUTTER SAND」、ギフト菓子に参入

2017年04月27日 11:40 / 店舗レポート

長沼真太郎社長は、「これまでのギフト菓子は大量生産であり、賞味期限が長い商品が多く、中身はスーパーやコンビニで販売している商品と変わらない。商品パッケージなど企画で、通常の商品よりも2~3倍高い価格帯で販売している。この点に着目し、商品開発、企画、製造、販売を自社で手掛ける当社の強みを生かし、新業態PRESS BUTTER SANDを開発した」と語る。

<長沼社長>
長沼社長

「今回は、これまでとは違い、単に新しい菓子ブランドを立ち上げたわけではない。これまで、開拓できていなかったギフト菓子市場を開拓する商品ブランドと位置付けている。今後、羽田や品川など人の通行量が多い立地に2号店を検討する。また、百貨店を含めて銘菓コーナーでの卸売販売も計画している」と述べた。

<商品ディスプレイ>
商品ディスプレイ

BAKEのビジネスモデルは、単品販売で設備投資を充実させ、原材料にこだわり、テクノロジーを駆使した商品開発やマーケティングなどを行う点が特徴という。

<プレス機を新たに開発>
プレス機を新たに開発

PRESS BUTTER SANDもこれまでの商品と同様に販売商品を1品に限定、新たにクッキーを焼くプレス機を開発した。

<店舗はガラス張りのオープンキッチンに>
店舗はガラス張りのオープンキッチンに

長沼社長は「クッキーのサクサク感の食感を追求するため、オリジナルのプレス機を開発した。お土産菓子は大量生産で、賞味期限が長いが、当社は和菓子の製造にルーツを持つはさみ焼きの手法を用いた小ロット生産で、賞味期限が短い商品を提供する」と語る。

<店舗中央にはデジタルサイネージを配置>
店舗中央にはデジタルサイネージを配置

賞味期限は短いが、北海道産のフレッシュバターを使用した、濃厚なバタークリームと口どけ滑らかなバターキャラメルの2層のクリームのサンドすることで、半菓子のようなフレッシュ感のある食感を生み出した。

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