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イオンリテール/広島市にイオン版グローサラント「ここdeデリ」最大店舗

2018年04月24日 19:50 / 店舗レポート

フードコートの拡大に伴い、グロサリー売場は大幅に縮小し、約5000SKUを販売する。

青果売場を道の駅にある野菜売場を意識した産直市場と位置付けたのに合わせて、グロサリーの品ぞろえでも地元広島・瀬戸内を意識した。

<広島・瀬戸内コーナー>
広島・瀬戸内コーナー

道の駅と同じように、お土産になるような非日常的な商品を展開することで、普段の買い物とは違う体験を提供。インバウンドなど観光客にも楽しめる品ぞろえを目指した。

<地元特産品を販売>
地元特産品を販売

<広島・瀬戸内の恵みコーナー>
広島・瀬戸内の恵みコーナー

通常のナショナルブランド商品を縮小し、アイスクリームでもご当地アイスをそろえた。ゴンドラ内にも「地元のうまいもん」と名付けた飛び出しPOPを配置し、地元商品をアピールする。

<ご当地アイスクリーム>
ご当地アイスクリーム

<ゴンドラ内でも地元商品を訴求>
ゴンドラ内でも地元商品を訴求

アウトレットの利用客や若年層のファミリー層を意識した品ぞろえとして輸入食品も打ち出した。

オリーブオイルやパスタといった洋食メニューに対応した輸入食品のほか、お菓子でも輸入菓子を打ち出した。

<オリーブオイルコーナー>
オリーブオイルコーナー

<パスタコーナー>
パスタコーナー

輸入食品を打ち出すことで、品ぞろえで差別化を図る。

<輸入菓子コーナー>
輸入菓子コーナー

通常店舗では、大きなスペースで展開する冷凍食品も洋食メニューを中心に絞り込みをした。

<冷凍食品コーナー>
冷凍食品コーナー

一方で、和日配や洋日配といったデイリー商品では、日常的に使用する商品もそろえ、通常のスーパーのように使える工夫もした。

<和日配コーナー>
和日配コーナー

一部のグロサリーエンドでは、価格訴求型PBトップバリュベストプライスを展開し、値ごろ感を演出している。

<トップバリュベストプライスコーナー>
トップバリュベストプライスコーナー

今後、イオンスタイル西風新都と同様の規模の「ここdeデリ」を導入するか未定だが、リアル店舗が提供する新たな価値として、ここdeデリの取り組みを既存店に波及させる予定だ。

<レトルトカレーではこだわり商品を展開>
レトルトカレーではこだわり商品を展開

店舗概要
所在地:広島県広島市佐伯区石内東4-1-1
店舗面積:約2416m2
営業時間:10時~21時
イートイン席数:約280席

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