ファミリーマート/客数40人増、杉並区にコインランドリー併設店
2018年05月25日 20:28 / 店舗レポート
ファミマランドリーを併設したことに伴い、ファミリーマートの品ぞろえでは、洗濯関連商品20アイテムを増やした。
ドイツのランドリー用品、ドクターベックマンの色移り防止シート、染み抜きなど11アイテムや洗濯ネット5アイテムを、ファミマランドリー併設店の独自アイテムとしてそろえた。
コインランドリーは、洗剤が自動投入となっているため、洗剤や柔軟剤は利用できないが、色移り防止シートや染み抜きは、コインランドリーで使用することができるという。
洗濯用品は、店舗入口の主通路前とコインランドリー入口前のゴンドラと壁面の3カ所で展開し、視認性を高めた。
ドクターベックマンの商品も、店舗入口の主通路前とコインランドリー入口前のゴンドラと壁面の3カ所で展開し、認知度の拡大を目指した。
洗濯ネットやランドリーバックもファミマランドリー併設店の独自の品そろえとして豊富にそろえた。
コインランドリーでは、通常の洗剤や柔軟剤は利用できないが、家庭での洗濯にこだわるお客も多いため、ナショナルブランドの洗剤や柔軟剤の品そろえも約30アイテムに拡大した。
1号店では、品そろえを強化した洗濯用品の売上が好調に推移しているという。
ファミマランドリーの来店客の男女比率は、男性比率が女性比率を上回っているが、主婦が利用しやすいサービスを導入することで、女性客を増やす狙いもある。
大きな窓を取り付けた、広く明るい店内設計で、ファミリーマートと一体型店舗としたことで、女性が一人でも安心して利用できる環境を目指した。
杉並永福四丁目店の店舗面積は約38m2で、想定するよりも小型店舗となったが、今後は、1号店の市原辰巳台西二丁目店と同様の約68m2程度の出店を検討している。
現在、敷地内にコインランドリーを併設できる可能性がある店舗は、全店の30~40%と想定している。
1号店、2号店とも駐車場付き店舗となったが、今後は、駐車場がない店舗での実験も検討している。
1店舗あたりの投資額は、店舗改装、洗濯機、乾燥機などの設備を含め約2000万円となっている。
ファミマランドリーを併設することによる加盟店の負担は現在はないが、今後、ファミマランドリーを併設した場合の契約体系についても検討したいという。
■ファミリーマート杉並永福四丁目店
所在地:東京都杉並区永福4-33-8
営業時間:24時間(年中無休)
形態:フランチャイズ店舗
店舗面積:約159m2
イートイン:12席
■Famima Laundry 杉並永福四丁目店
所在地:東京都杉並区永福4-33-8
営業時間:24時間(年中無休)
形態:直営・無人店舗
店舗面積:約38m2
駐車台数:18台(共用)
主な設備:洗濯機2台、洗濯乾燥機(小)2台、洗濯乾燥機(大)1台、乾燥機(小・2段式)4台、
スニーカーランドリー1台、集中精算機1台、整理台2台
料金体系:洗濯機:39分400円、
洗濯乾燥機(大型):洗濯&乾燥コース45分1000円など
■ファミマランドリー
http://www.family.co.jp/services/other/laundry.html
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