ファミマ/3月、既存店売上高43カ月連続の前年越え

2025年04月10日 18:01 / 月次

ファミリーマートが発表した3月の月次営業報告によると、既存店売上高は前年同月比5.2%増、客数0.6%増、客単価4.6%増となった。全店売上高は2.5%増だった。

<3月の売上状況>

既存店 売上高 5.2%増
客数 0.6%増
客単価 4.6%増
全店 売上高 2.5%増

カード・チケットの影響を除いた既存店日商は4.3%増と前年を上回り、43カ月連続で前年超えを達成。日商・客数・客単価の主要3指標とも前年超えとなり、好調を維持している。

中食では、有名野球選手が「おむすびアンバサダー」に就任して展開した「おむすび二刀流、解禁。」キャンペーンや、おにぎり専門店監修商品が好調に推移。メディアやSNS等でも話題となった結果、おむすびの売上が前年を大きく上回ったという。

「定番チキン2個購入で50円引き」キャンペーンや、新商品の「ながでかスイーツ」なども売上増につながっている。

中食以外では、人気キャラクターや有名菓子とのコラボ企画、「1個買うと、1個もらえる」などの施策が奏功。菓子やドライ飲料、アイスの売上が大きく伸長した。

PB衣料「コンビニエンスウェア」も継続して好調。「靴下どれでも3足で1000円(税込)セール」も奏功し、日用品が前年を大きく上回る実績となっている。

また、新サービスとして「ファミマオンライン」「ファミマふるさと納税」を開始した。

SDGsの取り組みの一環として、消費期限の迫ったおむすびや弁当に使用する値下げシールを、消費者の感情に訴えかける「涙目シール」に変更している。

バロー/12月の既存店売上高4.3%増

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