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西友/スマホレジ導入の進化型最新店舗「東大宮店」

2018年09月27日 20:49 / 店舗レポート

「確かな品質と賑わい感のある売場作り」もテーマの一つで、生鮮食品、惣菜売場で新しい取り組みを導入した。

<青果では売場中央に加工作業場を設置>
青果では売場中央に加工作業場を設置

青果売場では、キャベツ、レタス、大根などの2分の1カット商品などを作成する加工作業場を売場中央に設置し、ライブ感のある売場を演出する。加工作業場では、お客からの問い合わせにも対応する。

<契約農家や地場野菜の品ぞろえを拡大>
契約農家や地場野菜の品ぞろえを拡大

青果は強化部門の位置づけで、契約農家や契約産地から直送する地場野菜の品ぞろえを大幅に拡大した。

<トレンドの焼き芋コーナー>
トレンドの焼き芋コーナー

近年、注目を集めている焼き芋も販売し、競合する食品スーパーを意識した取り組みもしている。

<精肉部門はオリジナル商品を訴求>
精肉部門はオリジナル商品を訴求

精肉部門はプロセスセンターの商品を活用し、ウォルマートの商品調達網を生かしたアメリカ産アンガスビーフ、アメリカ産熟成うまリッチポークや指定農場で育てたみちのく鶏などを訴求している。

<鮮魚は丸魚のバラ販売も実施>
鮮魚は丸魚のバラ販売も実施

鮮魚部門もオープンキッチン方式の加工作業場を採用し、丸魚のバラ販売を実施し、にぎわいのある売場を演出する。

作りたての「ひもの」を3時間以内に冷凍した冷凍干物、時短料理を意識した冷凍魚介もコーナー展開する。

<カジュアルダイニングを意識した惣菜売場>
カジュアルダイニングを意識した惣菜売場

惣菜売場はカジュアルダイニングをテーマに、西友ではじめて木目を基調とした売場を採用した。店内厨房が見える大きな窓を設置し、できたて感やライブ感を演出する。

<店内厨房には大きな窓を設置>

現在、実験店舗の4店のみの取り組みとして、店内炊飯した米飯をおにぎりや弁当に使用し、できたての商品を提供する取り組みを実施しており、東大宮店でも店内炊飯を訴求している。

手づくりおにぎり、20品目が取れるバランス弁当、アジアン弁当など、実験店舗限定の豊富なメニューを、新規導入した平台什器で販売することで、迫力のある売場を演出する。

<精肉部門の鶏肉を使用した惣菜>
精肉部門の鶏肉を使用した惣菜

精肉部門の鶏国を使用した惣菜として、「みちのく鶏」を使った惣菜を導入した。現在は、みちのく鶏のみの取り組みだが、今後、青果部門や鮮魚部門の素材を使用した惣菜の開発も検討するという。

昼時や夕方のピークタイムに合わせて、でき立ての弁当や惣菜の品ぞろえを強化するほか、商品のでき上りを店内アナウンスで知らせる取り組みも行う。

<スグレジを15台導入>
スグレジを15台導入

レジでは、「スマホdeレジ」4台のほか、自分のペースに合わせて支払いができるセルフレジ「スグレジ」を15台導入した。

通常レジは7台を配置することで、お客の好みに合わせた精算方法を選べ、利便性を向上させた。

西友の広報部は、「東大宮店のコンセプトは、西友が、ウォルマートとともに日本市場でロングスパンでビジネスをしていくためのヒントと位置付けている。東大宮店の取り組みを成功させていきたい」とコメントしている。

店舗概要
所在地:埼玉県さいたま市見沼区東大宮5-44-2
電話番号:048-680-2520
営業時間:24時間営業(売場により営業時間が異なる)
店舗面積:2500m2
駐車台数:145台
駐輪台数:293台

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