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日本百貨店協会/10月の外国人売上高298億円、23カ月連続プラス

2018年11月22日 11:00 / 月次

日本百貨店協会が発表した10月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、外国人観光客招致委員会委員店(93店)での免税総売上高は約298億5000万円(前年同期比6.5%増)となった。

<売上前年比>
売上前年比

10月の総売上高は、23カ月連続のプラスとなった。購買客数は約46万8000人(18.6%増)で、2013年2月から数えて、69カ月連続プラスとなった。

10月は、通常の国慶節休暇だったが(昨年は、国慶節と中秋節が重なり8連休だったが、今年は7連休)、大型連休中は、日本(東京)行きの航空チケット代金が高騰している等の背景もあり、買い物の場面では、高額品の纏め買いを控えられている様子が散見された。

1月~10月の累計が、約2817億3000円となり、昨年年間売上(約2704億円)を達成した。

一般物品売上高は約158億5000万円(4.4%減)、消耗品売上高(化粧品、食料品など)は約140億円(22.2%増)。一人当たり購買単価は約6万4000円(10.3%減)。

外国人観光客に人気の商品順位は、化粧品、ハイエンドブランド、食品、婦人服飾雑貨、婦人服・洋品だった。

免税手続きカウンターの来店国別順位は、中国本土、韓国、香港、台湾、タイ、シンガポール、マレーシアの順となった。

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