ファミリーレストラン/感染拡大響き3月売上高5社そろって大幅減
2020年04月28日 16:50 / 月次
ファミリーレストラン主要5社が発表した3月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく23.9%減、サイゼリヤ21.5%減、セブン&アイ・フードシステムズ25.9%減、ジョイフル16.1%減、ロイヤルホスト20.3%減と、新型コロナウイルス感染拡大が響き、各社前年同月を大きく下回った。
客数は、すかいらーく25.8%減、サイゼリヤ22.4%減、セブン&アイ・フードシステムズ27.4%減、ジョイフル16.4%減、ロイヤルホスト23.8%減だった。
客単価は、すかいらーく2.6%増、サイゼリヤ1.2%増、セブン&アイ・フードシステムズ2.1%増、ジョイフル0.4%増、ロイヤルホスト4.6%増となっている。
■すかいらーく(2019年12月期:売上高3753億円)
既存店売上高は23.9%減、客数25.8%減、客単価2.6%増。全店売上高22.2%減。
新型コロナウィルス感染拡大影響により、特にイートインの売上高・客数は大きく減少。前年より土曜が1日少ないこともマイナスに作用した。
外出自粛による宅配・テイクアウトの需要増を見込み、両サービスの販促強化・露出拡大・注文サイトの改善を実施。結果、テイクアウト売上高は大きく伸長。宅配売上高も前年を上回った。
デジタルメニューブック(DMB)導入は、ガスト・バーミヤン・ジョナサン・しゃぶ葉の約2200店で計画通り完了した。
3月は出店11(ジョナサン1店、しゃぶ葉3店、むさしの森珈琲3店、から好し4店)、グループ計3261店舗となっている。
■サイゼリヤ(2019年8月期:売上高1565億円)
既存店売上高21.5%減、客数22.4%減、客単価1.2%増。店舗数1045店。
全店売上高21.6%減、客数22.4%減、客単価1.1%増。店舗数1080店。
休業1店、閉店1店だった。
3月の既存店売上高は、土日祝祭日による日数が、前年同月よりも1日少なかったことが、2%ポイント程度マイナスに影響した。
■セブン&アイ・フードシステムズ(2020年2月期:売上高743億円)
デニーズ
既存店売上高25.9%減、客数27.4%減、客単価2.1%増。
全店売上高26.1%減。
■ジョイフル(2019年6月期:売上高728億円)
既存店売上高16.1%減、客数16.4%減、客単価0.4%増。
全店売上高17.5%減、客数17.8%減、客単価0.4%増。
出店0、退店4、店舗数合計707店。
■ロイヤルホールディングス(2019年12月期:外食事業626億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高20.3%減、来客数23.8%減、客単価4.6%増。
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